そんな人は全自動コーヒーメーカーを選んでみてはいかがでしょうか。
全自動コーヒーメーカーは豆を挽くところからコーヒーの抽出までをボタン1つで行ってくれるスグレモノ。コーヒー豆を挽いてからすぐに抽出するので、コーヒーの挽き立ての香りとコクを逃がさずにおいしいコーヒーを味わえます。
しかし、市販の全自動コーヒーメーカーにはさまざまな種類があるので、どれを選んだらよいのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では、バリスタが淹れたようなおいしいコーヒーを楽しめるおすすめの全自動コーヒーメーカーを機能別・こだわり別にご紹介します。
Contents
豆から挽くだけでなく計量も不要!自動計量の全自動コーヒーメーカー
全自動コーヒーメーカーは豆を挽くところからコーヒーの抽出までを自動で行いますが、なかには豆の自動計量機能が付いている機種があります。自動計量機能付きのコーヒーメーカーだと、コーヒー豆を量る手間が省けるのでとても楽ちん!コーヒー豆の計量が面倒という人におすすめです。
シロカ 『コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251』
シロカの『カフェばこPRO』は、豆の計量だけでなく水の計量も自動で行えるとても便利なコーヒーメーカーです。
上部にある豆のホッパー(容器)はコーヒー豆を200gまで入れられ、密閉できるので数日間ならコーヒー豆の香りを損なわずにそのまま保存もできます。
カフェばこちゃんが来てからQOLが爆上がりしてる。水も豆も計量すら全自動なの楽~!
挽きたての香りたまらん…(*´ `)♡ pic.twitter.com/0aPh0BRtJJ— しおん (@shion56tea) February 12, 2023
ミルは挽きムラが少なく摩擦熱が起きにくいコーン式なので、香り高く雑味の少ないコーヒーを味わるというメリットがあります。
▽豆の挽き目は粗挽きから細挽きまで無段階で調整可能
▽抽出温度は、高温(約90℃)と低温(約84℃)の2段階で選択可能
▽抽出後は飲みごろの温度で30分間保温
▽「じかマグ」設定でマグカップに直接抽出することも可能
▽フィルターはペーパーの他、別売りのチタンコーティングフィルターも使用可能
コーヒー豆の量は杯数に合わせた自動計量ですが、「ひき目時間」と「ひき目調整ダイヤル」の組み合わせによって、自分好みの濃さに抽出もできます。また、水タンクは脱着可能で「ミルお手入れモード」や「クリーニングモード」も搭載されているため、お手入れも簡単に行えます。
ラドンナ 『Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9』
Toffyは株式会社ラドンナのライフスタイルブランド。使いやすさはもちろん、デザイン性にもこだわって日々の暮らしが楽しくなるようなアイテムがそろっています。
『Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9』は、コーヒー豆の挽き方や味わいをカスタマイズして自分好みのコーヒーを作れるコーヒーメーカーです。コーヒー豆の自動計量機能付きなので、手間なく手軽に本格珈琲を淹れられます。
トフィーの全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー(K-CM9-RB)買ったけど最高すぎる。
豆も水も計量不要で、カップ数、抽出温度、蒸らし時間の調整、豆の弾き具合まで色々調整できる!
テレワーク捗るわー😋#トフィー#toffy #コーヒーメーカー#テレワーク pic.twitter.com/y1WeBB0ztP— 坂路の鹿 (@concorde_af) March 16, 2022
豆ホッパーには120gまでのコーヒー豆を入れられ、杯数や味わいの設定に応じて必要な量のコーヒー豆が自動で投入されます。ミルは摩擦熱が少なく均一に豆を挽けるコーン式を採用しています。
また、豆だけでなく、水の量も選択した杯数に応じて自動で調整してくれるのでとても便利です。
▽豆の挽き目は粗挽きから細挽きまで無段階で調整可能
▽味わいはマイルド(連続抽出)、ミディアム(蒸らしながら間欠抽出)、ストロング(蒸らしながらゆっくり間欠抽出)の3段階から選択可能
▽抽出温度はLOW(約83℃)・HI(約90℃)・アイスコーヒー(保温機能なし)の3段階から選択可能
▽抽出後は対流させながら30分間保温可能で、最後まで均一の濃さで味わえる
▽本体内部の煮沸洗浄やミルのお手入れなど3つのクリーニング機能を搭載で、お手入れも簡単
設定時はLEDランプで操作手順をエスコートしてくれるので、初めてでも操作は簡単。一度設定すると前回の設定が記憶されるので、同じ味わいで楽しみたいならばその都度設定する必要はありません。
自分好みのコーヒーを淹れられるだけではなく、使い勝手も良いコーヒーメーカーです。
メリタ 『アロマフレッシュ 6杯用(AFG622-1B)/10杯用(AFT1022-1B)』
メリタの『アロマフレッシュ』は、世界初の「ペーパードリップシステム」を採用したコーヒー専業ブランドのMelittaのノウハウが詰まった全自動コーヒーメーカーです。多くの人がおいしいと感じる独自規格の「メリタゴールドスタンダード」を基準に、ハンドドリップのおいしさも凌ぐという本格コーヒーを楽しめます。
本日のコーヒーのお供はみかんのロールケーキ。
先日買ったメリタのアロマフレッシュが淹れてくれるコーヒー最高すぎて、もうハンドドリップには戻れない…。同じ豆なのに味も香りも別物過ぎる pic.twitter.com/s4tHv6zgGt— TEN (@amanosuzaku) April 6, 2024
コーヒー豆をホッパーに入れると設定した杯数や濃さに応じて自動でコーヒー豆を挽くため、豆の計量を行う必要はありません。ミルは、摩擦熱が少なく挽き目を均一にできる最新のコミカル式(コーン式)を採用しています。
▽コーヒー豆の挽き目は粗挽き・中挽き細挽きの3段階で調節可能
▽コーヒーの濃さはマイルド・ミディアム・ストロングの3段階で設定可能
▽最大60分間の保温機能付き
メリタのアロマフレッシュは、コーヒー豆の挽き目、マイルド・ミディアム・ストロングと3段階の濃さ、杯数設定(豆の量)を組み合わせることで、自分好みの味わいのコーヒーを楽しめます。
また、内部の洗浄運転やミルやコーヒーの通り道をブラシで掃除しやすいように工夫されていることで、手入れも簡単です。
10杯用のアロマフレッシュはステンレスサーバー付き
メリタ アロマフレッシュの6杯用は、全自動コーヒーメーカーのなかでは容量が比較的大きめですが、さらに容量の大きな10杯用の機種(AFT1022-1B)もあります。
10杯用はガラスサーバーではなくステンレスサーバーが付属している代わりに、コーヒーメーカー本体の保温機能はありません。抽出したコーヒーをステンレスの保温ポットで保温するイメージですね。
レコルト 『コーン式全自動コーヒーメーカー RCD-1』
recolte(レコルト)はウィナーズ株式会社が手がけるキッチン家電のブランドで、日本のキッチンにマッチするシンプルなキッチン家電を展開しています。
レコルトの『コーン式全自動コーヒーメーカー RCD-1』もコーヒー豆の自動計量機能が付いているので、豆の計量からドリップまでを自動で行えます。豆タンクの容量は60gとそれほど大きくはありませんが、最大で約8杯分の豆を投入できるので1日に何度かコーヒーを淹れる場合に便利ですよね。
また在宅勤務環境充実のために装備品を増設してしまった…。recolteのコーヒーメーカー。
・豆から淹れたいので全自動を
・仕事中とにかくたくさん飲むので、前回抽出の後処理が楽な紙フィルターがいい
・机の上に置けるコンパクトなもの
・あんまり高いのは…
という要件のもとではこれがベストかな。 pic.twitter.com/FVQok2lyHr— クラシック音楽好きの黒出目金 (@Classical_DMKN) June 22, 2021
ミルは摩擦熱が少なく豆を均一に挽けるコーン式を採用。使用する豆の量や挽き目を設定して、自分好みのコーヒーを淹れられます。
▽コーヒー豆の挽き目は、極粗挽き・粗挽き・中挽き・細挽きの4段階から選択可能
▽豆の量は、20%減量・10%減量・標準・10%増量・20%増量の5段階から選択可能
▽抽出後の保温機能はあり・なしを選択可。ありの場合はコーヒーを対流させながら20分間の保温が可能
4段階の挽き目と5段階の豆の量により、コーヒーのカスタマイズをかなり細かく設定できることが魅力です。また、ミルのクリーンモードや内部のクエン酸洗浄も使用できるためお手入れも簡単です。
豆の自動計量機能を搭載でコーンミルを採用しているにもかかわらず、リーズナブルな価格設定もうれしいポイントですよね。
ミルとドリップ方式にこだわりあり!評判の全自動コーヒーメーカーをご紹介!
続いて、コーヒー豆や水の自動計量機能は付いていませんが、ミルやドリップ方式にこだわっていてコーヒー愛好者から定評のある全自動コーヒーメーカーをご紹介します。
ツインバード 『全自動コーヒーメーカー 3杯用 CM-D457』
ツインバードの『全自動コーヒーメーカー CM-D457』は、“コーヒー界のレジェンド“と評される田口護氏監修のもとで豆の挽き方からハンドドリップの技巧までを忠実に再現して開発された全自動コーヒーメーカーです。
ツインバードの本社があり”金属の町”として知られる燕三条製のステンレスを使用した独自設計の低速臼式ミルを採用。低速臼式ミルで摩擦熱を抑えてゆっくりと挽くことで、コーヒー豆をムラのない均一な大きさに挽けるだけでなく豆本来の香りも守ります。
実は、私もコーヒー好きなんだよねー。
家では全自動のコーヒーメーカー使ってます。
これは、最近発売された中で最高です。専門的な知識が無くても
自分好みのコーヒーが作れまます。温度管理で味が変わります。
コンビニでコーヒー買うより家でこれで作ったほうが絶対うまい。
ツインバードCM-D457B pic.twitter.com/NDINxetgDQ— kuma254☕ (@kuma254) November 25, 2019
ツインバードの全自動コーヒーメーカーのもうひとつの大きなこだわりが、ハンドトリップの匠の技を再現した6方向シャワードリップです。コーヒーの粉にまんべんなくお湯を行き渡らせて適切な蒸らし時間でしっかりと馴染ませてから、6方向からのシャワードリップでまるでプロのハンドドリップのような抽出を再現しています。
▽コーヒー豆の挽き方は、粗挽き・中挽き・細挽きの3段階から選択可能
▽抽出温度は、83℃(バランスのとれた味わい)と90℃(コクや苦みを引き出す)の2段階から選択可能
▽杯数に応じて蒸らし湯量を3段階に自動調整
▽抽出後は抽出温度で20分間の保温が可能。
ミルは脱着式なのでお手入れも簡単。水タンクは取り外せませんが、メンテナンスモードが搭載されているので簡単に洗浄できます。
容量の大きな6杯用もあり!
ツインバードの全自動コーヒーメーカーCM-D457はコーヒーカップで3杯用、マグカップで飲みたい場合は1杯強の良しかありません。一度にもっと多くのコーヒーを淹れたい場合や大人数で楽しみたい場合は6杯用のCM-D465がおすすめです。
1~3杯用と4~6杯用の2種類の専用ドリッパーでそれぞれ最適な濾過層を形成でき、杯数が増えても少量の場合と同じおいしさで抽出できます。
1万円台で安い!リーズナブルな全自動コーヒーメーカー
全自動コーヒーメーカーと聞くと価格が高いイメージがありますよね。確かに、グレードの高い機種は数万円~十数万円と値段が張るものもありますが、全自動コーヒーメーカーにもリーズナブルな機種も存在します。
ここからは、1万円台で購入できるリーズナブルな全自動コーヒーメーカーを4つご紹介します。
(※本文中の価格は2024年10月時点のものです。)
パナソニック 『全自動コーヒーメーカー NC-A57』
パナソニックの『全自動コーヒーメーカー NC-A57』は、豆を挽くところからコーヒーの抽出までをボタンひとつで行う全自動コーヒーメーカーです。パナソニックの公式通販価格は27,500円ですが、家電量販店の通販サイトでは17,000円前後で購入できます。
パナソニックのNC-A57のミルは縦型のプロペラ式です。本来なら、プロペラ式のミルは価格が安く構造が単純でお手入れしやすいというメリットがある反面、挽きムラが大きく均一の粒子に挽くのが苦手というデメリットがあります。
しかし、NC-A57は縦型の改良型のプロペラ式を採用することで、挽きムラをできるだけ少なくしています。また、縦型にして粉を下に落とすことでミル内に粉や破片が残りづらくなっています。
コーヒーメーカーどれを買うか迷った末にパナソニックにしました。
挽き方選べて豆の量上手い具合に入れるだけでかなり美味いコーヒー出来る!
豆はグアテマラがかなり美味かった!
今回はブルマン!! pic.twitter.com/jMYqRkd5Yp— ちゅーさん (@chuusan7) October 24, 2023
さらに、NC-A57にはミルの自動洗浄機能が搭載されているので、ミルのお手入れもとても簡単です。
▽メッシュフィルターを取り換えることで、粗挽きと中細挽きの2段階に挽き分けが可能
▽抽出コースはリッチコースとマイルドコースの2種類から選択可能
▽活性炭フィルターでカルキを90%カットする「沸騰浄水機能」付き
▽抽出後30分経つと自動的に温度を下げる「煮詰まり軽減保温」
メッシュフィルターを取り換える手間は多少かかるものの、豆の挽き分けと抽出コースの選択により4タイプのコーヒーを淹れ分けられます。
マイルドコース | リッチコース | |
粗挽き | 渋みが少なくマイルド まろやかなストレートコーヒーや アメリカンコーヒーにおすすめ | 渋みを抑えで後味が良い ブレンドコーヒーにおすすめ |
中細挽き | コクと苦みのバランスが良い コクのあるストレートコーヒー におすすめ | しっかりとしたコクと苦み アイスコーヒーやカフェオレにおすすめ |
また、杯数設定機能は搭載されていませんが、マイコンでお湯の温度、蒸らし時間、お湯の出方を適切に制御しています。
コーヒーの淹れ方にそこまでこだわらなくてよいので、手頃においしいコーヒーを楽しみたいという人におすすめの全自動コーヒーメーカーです。
象印 『コーヒーメーカー 』
象印の『コーヒーメーカー EC-SA40』も、公式販売サイトの価格は27,280円ですが、家電量販店の通販サイトでは16,000円前後で購入できるリーズナブルな全自動コーヒーメーカーです。
パナソニックのNC-A57と同じような縦型のプロペラ式のミルで、抽出時に使用するお湯でミルに残った粉も流す構造になっています。
この象印の全自動コーヒーメーカー、今年に買って良かったリストNO.1!
毎日美味しいコーヒーが飲める😊
ドリップケトル、ビアレッティが飾りになったけど笑#全自動コーヒーメーカー#象印#コーヒー#カリタ#ビアレッティ#コーヒー好きと繋がりたい pic.twitter.com/T3u62jmxBW— usui camper (@thin_usui) September 25, 2023
▽水が通るパイプの予熱と水を2回加熱する「ダブル加熱」により高温で抽出
▽フィルターの付け替えによって、挽き目を中細挽きと粗挽きの2段階に調節可能
▽コーヒーの濃さをストロング(濃い)とレギュラー(普通)の2段階に調節可能
▽ペーパーフィルターとステンレスフィルターの2種類のフィルターを使用可能
コーヒー豆の挽き目と2種類の濃度を組み合わせることで味わいに変化を付けられる点はパナソニックのNC-A57と似ていますが、大きく異なる点がペーパーフィルターだけでなくステンレスフィルターも使用できることです。
ペーパーフィルターはコーヒーの油分や微粉を吸着するためすっきりとした味わいになりますが、ステンレスフィルターは油分や微粉をそのまま通すため、コーヒー本来の風味をダイレクトに味わえます。ペーパーフィルターと併せて、ステンレスフィルターも使ってみたい人にはおすすめの機種です。
シロカ 『全自動コーヒーメーカー SC-A211』/『カフェばこSC-A352』
シロカの全自動コーヒーメーカーのラインアップのなかで、最も価格の低い廉価版の全自動コーヒーメーカーが『SC-A211』です。公式通販サイトの価格で14,980円とかなりお買い得の機種です。
新しい家具が、キッチンに〜
シロカの全自動コーヒーメーカー
サイズがコンパクトでかわいい。コーヒー豆から淹れられる☕️ pic.twitter.com/oGlrX2Ui5F
— 鶴岡 友也/BLUEPRINT/Founder (@tsuru___chan) April 16, 2020
カフェばこPROがコーン式ミルの自動計量機能付きで挽き目・抽出コース・抽出温度を選べることに対し、SC-A211はプロペラ式のミルで挽き目・抽出コース・抽出温度の設定は1種類のみのシンプル設計です。
また、コーヒーフィルターはペーパーフィルターではなくステンレスのメッシュフィルターが付属しています。メッシュフィルターは抽出した後のガラを捨てて洗う手間は増えてしまいますが、コーヒー本来の味をダイレクトに伝えるメリットやランニングコストがかからないメリットがあります。
シンプル設計でフィルターのお手入れはやや面倒ではありますが、豆を挽く→蒸らし工程→抽出の工程を自動で行うため、手軽においしいコーヒーを楽しめます。
2種類の味わいを楽しみたいなら『カフェばこSC-A352』がおすすめ
豆の種類や気分に合わせて違う味わいも楽しみたいという人は、『カフェばこSC-A352』がおすすめです。
こちらは、公式通販サイト価格で18,700円と4000円程高くなりますが、蒸らし時間を変えることでコク深いしっかりとした味わいの「リッチ」とすっきりと飲みやすい「マイルド」の2種類の抽出コースを選択できます。
本格派のカフェラテやカプチーノはデロンギの全自動コーヒーマシンがおすすめ!
デロンギの全自動コーヒーマシンといえば、コーヒー豆や水の計量に始まり、豆を挽く、蒸らし、抽出、カップに注ぐ、カスの排出、洗浄に至るまで、全て自動で行ってくれる完全に全自動のエスプレッソマシンとして有名ですよね。
デロンギの全自動コーヒーマシンは、コーヒーの濃さや抽出コースや温度などのカスタマイズ項目が多く自分好みのコーヒーを堪能できるだけでなく、本格的なカフェラテやカプチーノも家で楽しめます。
上位機種になると30万円を超える機種もありますが、ここでは本格的なカフェラテやカプチーノを楽しみたい人のために、比較的リーズナブルな機種を3種類ご紹介します。
手動のミルクフロッサー搭載のエントリーモデル
デロンギの全自動コーヒーマシンのなかでは低価格のエントリーモデルですがコーヒーを淹れる性能が落ちるわけではありません。ミルの種類や基本的な性能は上位機種と同じなのでエントリーモデルでも本格的なエスプレッソを楽しめます。
デロンギの全自動コーヒーマシンのなかで最も安価な機種が『マグニフィカS ECAM22112』です。コーヒーメニューはエスプレエッソのみで操作パネルもボタンとダイヤルのアナログ式のシンプルな構造ですが、上位機種と同様にコーヒーの濃度や抽出温度などは細かくカスタマイズできます。
うちカフェ☕️✨
うちでこのクオリティのラテ飲めるなんて幸せです♫#うちカフェ#デロンギ#マグニフィカS pic.twitter.com/PovjVpz1oX— Maru@積水ハウスで平屋 (@Marushouse_sh) February 14, 2023
マグニフィカSには手動のミルクフロッサーが搭載されています。牛乳を入れたミルクジャグをミルクフロッサーに差し込んでスチームを加えながら牛乳を泡立てられるので、フォームミルクを入れて本格派のカプチーノやカフェラテを作れます。
『マグニフィカ スタート』は「カフェジャポーネ」メニュー搭載
また、ドリップコーヒーのようなすっきりした後味のコーヒーを味わいたいならば、ひとつ上位のエントリーモデルの『マグニフィカ スタートECAM22020』がおすすめです。
マグフィニカスタートは豆を蒸らしながら抽出する間欠抽出で、エスプレッソの旨味とドリップコーヒーのキレが融合した「カフェジャポーネ」メニューを搭載していることが特徴で、マグフィニカSと同様に手動のミルクフロッサーでカプチーノやカフェラテを楽しめます。
自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ」搭載のエントリーモデル
マグフィニカSやマグフィニカスタートでカフェラテやカプチーノを作る場合は、ミルクフロッサーで手動でフォームミルクを作る必要がありますが、デロンギの全自動コーヒーマシンには、自動でフォームミルクを作ってカップに注いでくれる機種もあります。
エントリーモデルであるマグニフィカシリーズのなかで、唯一デロンギ独自の自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ」を搭載した機種が『マグニフィカ イーヴォ』です。
デロンギの「ラテクレマ」は自動でふわふわのミルクフォームを作るシステムで、ホットミルクフォームだけでなく豆乳やオーツミルクなどの植物性ミルクやコールドミルクフォームにも対応しています。お手入れが簡単なところもうれしいポイントですよね。
マグニフィカ イーヴォは、カプチーノと MyLatte(ミルクの量を変えた自分好みのラテメニュー)の2つのミルクメニューがあるECAM29064と、カプチーノとMyLatteに加えてラテマキアートメニューのあるECAM29081の2種類があります。
全自動コーヒーメーカーをこだわり条件に選ぶならコレ!
ここまで、おすすめの全自動コーヒーメーカーを全部で14機種ご紹介してきましたが、こだわりたい条件や欲しい機能から選ぶとなるとどの機種が該当するのでしょうか。こだわり条件別にまとめてみました。
コーヒー豆が均一に挽けるミルを選びたい!
香り高く雑味が少ないおいしいコーヒーを味わうには、コーヒー豆を均一に挽くことがとても大切です。コーヒー豆の挽き方にこだわりたい!という人は、コーヒー豆を均一に挽く能力の高いコーン式(コミカル式)や臼式(フラッカッター式)のコーヒーメーカーがおすすめです。
デロンギ全機種
ラドンナ Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251
メリタ アロマフレッシュ 6杯用(AFG622-1B)/10杯用(AFT1022-1B)
レコルト コーン式全自動 コーヒーメーカー RCD-1
ツインバード 全自動コーヒーメーカー 3杯用CM-D457/6杯用CM-D465
抽出温度を変えて好みの味わいに調整したい!
コーヒーの味わいは抽出する際のお湯の温度によっても大きく変わってきます。一般的に高温のお湯でコーヒーを抽出した場合は苦みやコクが出て深い味わいになりやすく、やや低めの温度のお湯で抽出すると酸味が際立ち軽い味わいになりやすい傾向があります。
そのため、抽出温度を変えられる機種を選ぶと、より自分好みのコーヒーを味わえます。
ラドンナ Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251
ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457/CM-D465
タイマー機能付きで好きな時間にセットしたい!
コーヒーメーカーにタイマーが付いていると、朝一番でコーヒーを飲みたい場合や仕事の休憩時にコーヒーを飲みたい場合などにとても便利です。
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251
ラドンナ Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9
メリタ アロマフレッシュ AFG622-1B/AFT1022-1B
シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A352
レコルト コーン式全自動 コーヒーメーカー RCD-1
デカフェコースのあるコーヒーメーカーを買いたい!
デカフェコーヒーとはカフェインレスのコーヒーのこと。特殊な技術でカフェインを取り除いたコーヒー豆のことをデカフェ豆といいます。就寝前やカフェインを控えたい場合に飲む人も増えています。
デカフェ豆は普通のコーヒーと同じ淹れ方をすると風味やコクを物足りなく感じがちです。デカフェコースのある全自動コーヒーメーカーなら、低温でゆっくりと抽出することでデカフェ豆でもおいしく淹れられます。
パナソニック 全自動コーヒーメーカー NC-A57
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251
一度にたくさん淹れられるコーヒーメーカーが欲しい!
一般的なドリップ式の全自動コーヒーメーカーは4~5杯用がほとんどです。これはコーヒーカップ(約120~150ml)の杯数であり、マグカップで飲むと2~3杯分になってしまいます。
そのため、家族の人数が多い場合や多めのコーヒーを一度に淹れたい場合などは大容量の全自動コーヒーメーカーがおすすめです。
ツインバード 全自動コーヒーメーカー 6杯用 CM-D465
メリタ アロマフレッシュ AFT1022-1B(10杯用)
コンパクトで邪魔にならない小型のコーヒーメーカーが欲しい!
全自動コーヒーメーカーはミルが内臓されているため、全自動ではない普通のコーヒーメーカーに比べるとサイズは大きめの傾向があります。しかし、なかにはコンパクトで邪魔にならない大きさの機種もあります。
シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A352(幅16.2×奥行28×高さ26.4cm)
シロカ 全自動コーヒーメーカー SC-A211(幅17.3×奥行22×高さ27cm)
パナソニック 全自動コーヒーメーカー NC-A57(幅22×奥行24×高さ34.5cm)
象印 コーヒーメーカー EC-SA40(幅24×奥行25×高さ32cm)
レコルト コーン式全自動 コーヒーメーカー RCD-1(幅15× 奥行30×高さ34.5cm)
スタイリッシュでおしゃれな全自動コーヒーメーカーが欲しい!
キッチンだけでなくダイニングに置くことの多いコーヒーメーカーはデザイン性にもこだわりたいですよね。見た目がオシャレだとインテリアとしても重宝します。最近の全自動コーヒーメーカーは、機能性だけでなくデザインの良い機種も増えてきました。
機能がよく似ていてどちらを選んでよいのか迷ってしまった場合は、デザインで選んでみてもよいですね。
ラドンナ Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251
ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457/CM-D465
メリタ アロマフレッシュ AFG622-1B/AFT1022-1B
シロカ 全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A352
レコルト コーン式全自動 コーヒーメーカー RCD-1
まとめ:全自動コーヒーメーカーはおいしさにこだわったものを選びたい!
挽いた豆をドリッパーに移し変える手間がいらず、豆挽きから抽出までをボタンひとつで行ってくれる全自動コーヒーメーカーはとても便利ですよね。全自動コーヒーメーカーは便利なだけでなく、まるでプロがハンドドリップで淹れるような味わいにこだわっている機種がたくさんあります。
豆を計量しなくても良いタイプの機種、抽出温度や味わいコースを選べる機種、リーズナブルな機種など選ぶ基準も価格帯もさまざまですが、せっかく全自動コーヒーメーカーを購入するのであれば、おいしいコーヒーを楽しみたいですよね。
予算と機能の兼ね合いを考え合わせて、自分好みの全自動コーヒーメーカーを選んでくださいね。