挽きたてのコーヒー豆で淹れるコーヒーっておいしいですよね。挽きたてのコーヒーを楽しむために不可欠なコーヒーミルを実際に使ってみるとよくわかるのですが、お手入れがなかなか面倒です。コーヒーミルの構造は複雑なものが多いので、どうしても手間や時間がかかってしまいますよね。
コーヒー豆を挽いた後に毎回掃除をした方がよさそうだということは何となくわかるのですが、手入れが面倒なために使用頻度が減ってしまってはもったいないですよね。コーヒーミルを簡単にお手入れする方法はないのでしょうか。
この記事では、コーヒーミルの手入れの頻度や簡略化するための方法ついて解説するとともに、お手入れが簡単で性能も良いおすすめのコーヒーミルも併せてご紹介します。
Contents
コーヒーミルの手入れは毎回必要?どのくらいの頻度でやればよい?
コーヒーミルのユーザーが悩むポイントのひとつが、コーヒーミルはどのくらいの頻度で手入れをすればよいのか?ということではないでしょうか。
インターネットで検索してみても、使用するたびに毎回する方がよいというものや、週1回や月に1回などでよいというものなどさまざまな情報が出てきますが、実際のところはどうなのでしょうか。
”理想”はコーヒーミルを使ったら毎回手入れ!
コーヒー豆には10%前後の油分が含まれています。コーヒー豆を粉砕するとすぐに香り成分が揮発し始め、油分の酸化によって徐々に劣化していきます。そのため、挽きたての新鮮な豆の風味を維持できる期間は常温で7~10日前後と言われています。
コーヒー豆を挽くと、豆の油分や静電気によってミルの内部にコーヒーの粉が残ります。そのまま長期間放置すると残った粉の劣化が進み、次にコーヒー豆を挽く時に劣化した風味の悪いコーヒーの粉が混じってしまいます。
また、長期間放置するとコーヒー豆の油分で粉が固まって、刃が目詰まりを起こして豆を挽きにくくなることや、最悪の場合コーヒーミルの故障につながることもあります。
そのため、コーヒーミルを使用した後は、内部にコーヒーの粉が残らないように毎回きれいに掃除することが理想です。
実際はどう?挽いた後は本当に毎回お手入れが必要なの?
コーヒー豆を挽いた後は毎回コーヒーミルの掃除をすることが理想ですが、毎回掃除をするのは大変ですよね。インターネットやSNSを見ても毎回手入れをしている人は少なく、まめな人で週1回程度、平均的には1~2ヶ月に1回程度手入れをするというユーザーが多いようですね。
ミルの内部に付着しているコーヒーの粉はごく少量なので、ミルに残っていた古い粉の影響によるコーヒーの風味の違いは、余程のコーヒー通でない限りそれほど気にならないようです。
どちらかというと、古いコーヒーの粉による風味への影響よりも、粉がミル刃に溜まって目詰まりすることでミル刃が空回りして挽きづらくなるという影響の方が大きいと言えます。ですから、挽きづらくなったりコーヒーの粒度が一定でなくなったりしたら手入れをするという人も多いようです。
現実的なお手入れの頻度は使用状況によっても変わる
ミル部分の内部に残った粉はずっとそのまま残っているわけではなく、新しい豆を挽くことである程度排出されます。
手動ミルの場合、最低でも週に1回はコーヒーミルで豆を挽くのであれば、本格的な掃除はそれほど頻繁にしなくても大丈夫です。使用後に見える範囲のコーヒーの粉をある程度落としておけば、あとは月に1回くらい手入れをする程度でよいでしょう。
逆に、使用頻度が少なく次に使うまでにかなり期間があく場合は、使用後にきちんと手入れをする方がよいでしょう。
一方、電動コーヒーミルの場合は、手動コーヒーミルよりも手入れの頻度は少なくてすみます。使用状況にもよりますが、1~2ヶ月に1回くらいの頻度でミル刃の掃除をする程度で問題ないでしょう。
コーヒーミルのお手入れに関するポイントと必要な道具をご紹介
食器や調理器具などは使用した後は水洗いが基本ですよね。コーヒーミルも水洗いができると手入れが簡単にできそうですが、はたしてコーヒーミルを水洗いしてもよいのでしょうか。もし、水洗いができないとなると、どのような道具を使って手入れをすればよいのでしょうか。
コーヒーミルは水洗い可能かどうかを必ずチェックする
コーヒーミルを水で丸洗いしてしまうと残った粉を簡単に落とせそうですが、コーヒーミルは水洗いできるタイプのものとできないタイプのものがあるので注意しましょう。
基本的にセラミック製のミル刃は水洗いが可能ですが、ステンレスなど金属製のミル刃は水洗いすると錆びる恐れがあります。また、本体が木製の手動コーヒーミルも水を嫌いますし、セラミック製のミル刃のコーヒーミルでもパーツによっては水洗いができない場合もあります。
取扱説明書をよく読み、水洗いが可能と書かれているコーヒーミル以外は、水洗いをしないようにしましょう。
水洗い不可のコーヒーミルを水洗いしてしまった時の対処法
万一、水洗いができないコーヒーミルを水洗いしてしまった場合は、できるだけ早く乾燥させることが大切です。分解できる部分はすべて分解し、乾いた布やキッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。特に細かい部分や複雑な構造のミルは水分が残りやすいのでていねいに拭き取りましょう。
その後、風通しのよい場所で自然乾燥させます。食洗機やドライヤーなどの温風による乾燥は、ミルの故障や破損につながる恐れがあるので避けましょう。
普段のお手入れは残った粉をサッと落とす程度でOK
コーヒーミルの本格的なお手入れは週に1回、月に1~2回などの頻度で問題ありませんが、手入れの頻度を減らすためにも常にできるだけきれいな状態を保つことが望ましいです。そのためには、普段コーヒー豆を挽いた後に残ったコーヒーの粉をサッと落とすようにしましょう。
コーヒーミルでコーヒー豆を挽いた後は、粉受けを外してコーヒーの粉を取り出しますよね。その状態で、見える範囲に付着しているコーヒーの粉をブラシやキッチンペーパーなどでサッと落とすようにする程度でOKです。
残ったコーヒーの粉を簡単に落とすだけでも、次回コーヒー豆を挽く際に古いコーヒーの粉の混入を少しでも減らせます。
コーヒーミルの手入れには掃除用ブラシが不可欠!
コーヒーミルの手入れは基本的に掃除用のブラシを使って行います。コーヒーミルの掃除用専用ブラシはコーヒーミルを購入した際に付属している場合もありますが、ない場合は数百円から1000円前後で購入できるので1本購入しておくとよいでしょう。
コーヒーミル用の掃除ブラシは100均に売っている安価な化粧用のブラシでも代用できます。毛足が長めのファンデーション用のブラシがおすすめです。また、細かい部分を掃除したい場合は、絵具用の筆でも大丈夫です。
コーヒーミルの手入れにあると便利なグッズをご紹介
コーヒーミルの手入れは基本的に掃除用ブラシがあればできますが、それ以外にもいくつかのグッズを用意すると手入れを簡単にすることができます。おすすめの便利グッズを2つご紹介します。
カメラ用のブロワー
コーヒーミル内部や豆受けに付着したコーヒーの粉は、静電気で取りにくい場合が多々あります。そのような時に活躍するグッズがカメラ用のブロワーです。
カメラ用のブロワーはカメラのレンズやセンサーの埃や塵を掃除するための道具で、手で押すことで空気を送って埃などを吹き飛ばします。コーヒーミルの掃除にカメラ用のブロワーを使うと、ブラシでは届きにくい部分のコーヒーの粉や静電気でくっついたコーヒーの粉を簡単に吹き飛ばせます。
スプレー缶タイプのエアダスターはさらに強力な上にノズルを使用して細かい部分も掃除できますが、コスパはあまりよくありません。カメラ用のブロアーは1000円前後で購入できて半永久的に使用できるので、1つあるととても便利です。
歯ブラシ
コーヒーミルのミル刃のうちコーン式(コニカル式)や臼式のミル刃は、構造が複雑なためコーヒーミル用の専用ブラシだけでは付着したコーヒーの粉がなかなか落ちないことがあります。そのような場合には歯ブラシを使うと便利です。
歯ブラシはミル用の専用ブラシよりも毛が硬めなので、ミル刃の細かい溝に付着したコーヒーの粉を簡単に掻き出せます。また、セラミック製のミル刃を水洗いする時も歯ブラシがあると便利です。
手動コーヒーミルはミル刃が小さいので、コンパクトタイプやスリムタイプの歯ブラシが使いやすくおすすめです。また、毛がぐるっと1周付いている360度歯ブラシも細かい部分の掃除に便利です。
ミル部分の分解ができない手動コーヒーミルのお手入れ方法をご紹介
手動コーヒーミルのお手入れ方法は、分解ができるかどうか、さらに分解できるコーヒーミルでもミル部分を分解してミル刃を取り外せるかどうか、そして水洗いができるかできないかでお手入れの方法やかかる手間は大きく変わってきます。
ミル部分の分解ができずミル刃を取り外せないタイプのコーヒーミルは一見すると手入れしにくそうに思えますが、掃除する箇所が限られているので、実はそれほど手間はかかりません。
刃を取り外せないミルの手入れの方法は、ミル部分の水洗いができるかどうかによって異なります。
ミル部分ごと水洗いができるタイプのお手入れ方法
ミル部分ごと水洗いができるタイプは手入れの手間がほとんどかかりません。ブラシである程度の粉を落とせば、後は洗い流せばよいので簡単です。
ただし、ミル部分を分解して細かい部分の水分を拭けないので、内部は自然乾燥するしかありません。コーヒー豆は湿気を嫌いますし、コーヒーミルの故障にもつながりかねないので、時間をかけて完全に乾かすことが大切です。
ミル部分の水洗いができないタイプのお手入れ方法
水洗いができない場合は届く範囲のコーヒーの粉を落とすことしかできないので、毛足の長い清掃ブラシとカメラ用のブロアーを用意すると、比較的お手入れは簡単にできます。
手入れをする際は、粉受けを外した状態で粉受けとミル本体に残った粉をブラシとカメラ用のブロアーを使ってていねいに取り除きます。あとは、キッチンペーパーや乾いた布で拭ける範囲をきれいに拭き取りましょう。
ミル部分の分解が可能な手動コーヒーミルの簡単な手入れ方法
ミル部分の分解が可能なコーヒーミルは、分解の手間はかかりますが内部まできれいに掃除できることがメリットです。どこまで分解できるかどうかは機種によって異なり、どこまで分解できるかによってお手入れの手間も変わってきます。
ここからは、ミル部分を分解できるコーヒーミルをできるだけ手間なくお手入れする方法をご紹介します。
ミル部分を分解する際の注意点
ミル部分を分解して掃除をした後は、当然元のように組み立てる必要があります。ミル部分が分解できるコーヒーミルの手入れをする際に最も注意したい点が、分解したバーツの組み立て順序がわからなくならないようにすることです。
組み立て順序がわからなくなると余計な手間がかかってしまいます。ですから、分解したパーツは順番通りに並べて置くようにしましょう。順番に並べておくことで細かいパーツの紛失も防げます。ミル部分に細かい部品が多いタイプは特に注意が必要です。
全パーツを水洗いできる手動コーヒーミルの洗い方
ミル部分を分解でき、かつ、粉受けやホッパーも含めてすべてのパーツの水洗いの可能なコーヒーミルは、隅々まできれいに掃除できる点が最大のメリットです。
徹底的にお手入れをする場合は、全てのパーツを分解して無条件に洗ってしまいましょう。汚れがひどい場合は中性洗剤も使えます。また、ミル刃など細かい部分を洗う場合は歯ブラシがあると便利です。
食洗機を使用できるタイプもありますが、食洗機不可のコーヒーミルが大半です。取扱説明書をよく確認するようにしてください。
洗浄後はタオルなどで水分をていねいに拭き取って、しばらく自然乾燥させてから組み立てるようにしましょう。
ミル刃は手入れのたびに毎回洗うべき?洗う頻度はどれくらい?
ミル部分のすべてのパーツを分解して水で洗いで流せると便利ですが、手入れのたびにすべてのパーツを毎回水洗いして乾燥させるのはなかなか手間と時間がかかりますよね。
ミル部分を分解して汚れがそれほど気にならない場合は、水洗いせずにブラシやカメラ用のブロワーを使って粉をざっと落とすだけでもよいでしょう。粉受けやホッパーなど他のパーツも同様に、粉を落としてからキッチンペーパーや乾いた布で拭き取るだけでもOKです。
刃を外せるが水洗い不可の手動コーヒーミルのお手入れ方法
ミル刃がステンレス製のコーヒーミルは、ミル部分を分解できても水洗いはできません。ですから、コーヒーミルの掃除用ブラシの他にカメラ用ブロワー、歯ブラシ、乾いた布やキッチンペーパーを駆使してお手入れするようにしましょう。
清掃用のブラシだけでなくブロワーや歯ブラシなども使うと、比較的楽にお手入れができます。コーヒーミルによっては毛足の短い専用の清掃ブラシが付属している場合もありますが、毛足の長いミル用ブラシを使用する方が手入れしやすいでしょう。
ミル刃やミル部分の内部の掃除は歯ブラシが便利です。ミル部分以外のパーツは水洗いが可能なタイプもありますが、面倒な場合はコーヒーの粉を取り除いてキッチンペーパーや布巾で拭くだけでもよいでしょう。
1~2ヶ月に1度でOK!電動コーヒーミルの手入れの方法
電動コーヒーミルの場合、ミル本体が大きめで重量があること、手動コーヒーミルよりもミル刃が大きいこと、構造的に分解に手間がかかることなどの理由から、手動コーヒーミルよりも手入れに手間がかかってしまいます。
ただし、手動コーヒーミルよりも手入れの頻度は少なくても大丈夫です。使用頻度にもよりますが1~2ヶ月に1度くらいは内部の掃除をするようにしましょう。
電動コーヒーミルの構造と普段のお手入れ
電動コーヒーミルにはさまざまなタイプがありますが、基本的にホッパー(豆入れ)、ミル本体、粉受けに分かれています。ミル本体はミル刃の種類によって構造は変わります。
プロペラ式の刃は取り外しができませんが、構造が単純なので手入れは楽です。一方、コーン式(コニカル式)、臼式、フラットカッター式といった2枚の刃が組み合わさっている電動コーヒーミルは片方の刃が取り外せるタイプが主流です。
また、電動コーヒーミルの特徴のひとつに、粉の排出口が1箇所しかないということがあります。そのため、粉の排出口にもコーヒーの粉が溜まりやすいので注意しましょう。
電動コーヒーミルの普段のお手入れは、粉受けと粉の排出口に残った粉をブラシやキッチンペーパーなどを使ってざっと払う程度でよいでしょう。
電動コーヒーミルのミル部分のお手入れ方法
電動コーヒーミルのミル刃はセラミック製で水洗いが可能なタイプも一部ありますが、大半はステンレスなど金属製の刃が使われているため水洗いができません。そのため、電動コーヒーミルのミル部分の手入れは、ブラシなどを使用してコーヒーの粉を取り除くことが基本になります。
フラットカッターやコーン式の外刃など脱着可能なパーツは、取扱説明書に従って取り外してからコーヒーの粉を落とします。細かい部分にコーヒーの粉が固まっていることもあるので、清掃用の専用ブラシだけでなく、歯ブラシ、爪楊枝、カメラ用ブロアーなどを駆使してできるだけきれいに掃除をしましょう。
ミル部分の内部や粉の排出口の粉もきれいに落としましょう。ブラシで落ちにくい場合は、本体をひっくり返したり傾けたりしてコーヒーの粉を落とすようにしてください。
手入れが簡単なおすすめのコーヒーミル5選
コーヒーミルのお手入れをできるだけ手間をかけずに済ませたいという場合は、手入れが簡単なコーヒーミルを選ぶこともひとつの方法です。
コーヒーミルの選び方として、「手入れのしやすさもチェックしましょう」という注意点をよく見かけますが、具体的に手入れがしやすいコーヒーミルとはどういうものであるのか、わかりづらいという人も多いのではないでしょうか。
そこで、手入れが簡単のコーヒーミルの選び方のポイントと、おすすめのコーヒーミルを5点ご紹介します。
手入れが簡単なコーヒーミルってどういうものを選べばよい?
手入れが簡単にできるコーヒーミルの代表例が、水洗いができるタイプです。ホッパーや粉受けは水洗いができるだけでも便利ですが、さらにミル刃を水洗いできるとコーヒーの粉を水流で一気に洗い流せるので、ブラシで粉を取り除く手間が省けます。
水洗いができるという他に、手入れが簡単なコーヒーミルを選ぶポイントとして、次のような項目が挙げられます。
・ミル刃の脱着ができる(内刃と外刃の両方が脱着できると尚良し)
・ミル部の分解・組み立てが簡単な構造
・分解するパーツが多すぎない
・電動コーヒーミルの場合、本体が重すぎない
ミル刃の構造によっても手入れのしやすさは異なります。プロペラ式は構造が単純なため手入れはしやすいですが、コーヒー豆の粒度が均一になりにくいというデメリットがあります。
また、電動のフラットカッター式は挽く速度が速く、他のミル刃よりも粒度が安定しやすいというメリットがありますが、分解にドライバーなどが必要な機種も多く手入れがやや面倒です。
また、コーヒーミルのユーザーは静電気に悩まされている人も少なくありません。コーヒーミルのなかには静電気が起こりにくい材質の粉受けを使用しているものや静電気除去装置を搭載しているものあるので、気になる人はチェックしてみるとよいでしょう。
手入れが簡単でおいしく挽ける!おすすめのコーヒーミル5選
市販の家庭用のコーヒーミルにはさまざまなタイプがあり、最近ではコーヒー豆を挽く性能が高く手入れが簡単な機種も増えてきました。今回はそのなかから特におすすめの手動コーヒーミルを3点、電動コーヒーミルを2点ご紹介します。
日本製で安心!ポーレックス 『コーヒーミル2』
ポーレックスのコーヒーミルの特徴はミル刃が水洗いできるセラミック製のコーン式であることです。
一般的に、セラミック製のミル刃はステンレス製よりも切れ味が劣りますが、ポーレックスは独自の特殊技術で一般的なセラミック刃よりも切れ味がよく粒度も比較的安定しやすいという特徴があります。また、挽き目も粗挽きから極細挽きまで19段階に調節が可能です。
最近全然コーヒー関連の投稿をしていないけど…毎日変わらずハンドドリップで美味しくコーヒーを淹れています☕
ちょっと前に、ポーレックスのコーヒーミルミニを買いました☺️
サイズ感と手入れのしやすさ、一人分の豆を挽くのにとても良い🤔#コーヒーミル #ポーレックス #コーヒー pic.twitter.com/F9sYEmSfiN
— A.C(アリちゃん) (@arichan3160) June 22, 2021
一般的なコーン式のコーヒーミルの刃は外刃か内刃かどちらか一方しか取り外せないものが多いですが、ポーレックスのコーヒーミル2はどちらの刃も取り外せ、本体も含めてすべて水洗いが可能です。
日本の企業で鹿児島の工場で生産しているため、生粋の日本製という点でも安心ですよね。
ステンレス刃で高性能!タイムモア 『C2』
軽量コンパクトで性能の高い手動のコーヒーミルとして、よくポーレックスのコーヒーミル2の比較対象になっている機種がタイムモアのC2です。
タイムモアのC2のミル刃はステンレス製のコーン式なので、粒度が安定しやすく挽き時間も短いという特徴があります。また、挽き目は粗挽きから極細挽きまで36段階と細かい調整が可能です。
タイムモアのコーヒーミルを(手入れのため)軽くバラしてみた。刃が美しい…✨
組み直しやすいのもポイント高い pic.twitter.com/Y7QgbvQMKs— 将ちゃん (@38mkuwagata3) January 4, 2022
タイムモアのC2は外刃は脱着できないので取り外せるのは内刃のみですが、取り外しや組み立て方は簡単です。ステンレス製のため水洗いはできませんが、コーヒーの粉は付属の清掃用ブラシで簡単に取り除けます。
ステンレス刃で性能が良く、かつ手入れが簡単な手動コーヒーミルが欲しい人には、コスパもよくおすすめの機種です。
コスパ最強!ハリオ 『コーヒーミル・セラミックスリム』
ハリオのコーヒーミル・セラミックスリムもポーレックスのコーヒーミル2と同様に、ミルの内刃と外刃を含めてすべてのパーツを分解できて水洗いができる手動コーヒーミルです。
重さは300g前後で、軽量コンパクトなポーレックス コーヒーミル2やタイムモア C2よりもさらに軽く、握りやすい形状が特徴です。
ハリオのセラミックスリム、バラして丸洗い出来るのも良い。普段はエアダスターで済ませてるけど。 pic.twitter.com/AX7kTsVi1D
— なぐまりおん★ (@naguma_gunmajin) September 29, 2023
セラミック製のミル刃の性能は並ですが何と言っても価格が安く、定価が3,300円(税込み)で、Amazonや楽天などでは2,000円程度で販売されています。また、別売りの『モバイル ミル スティック』を使用すると、電動コーヒーミルとしても使用できます。
痒いところに手が届く高性能電動ミル!BelleLifeコーヒーグラインダー
BelleLifeのコーヒーグラインダーは、比較的コンパクトでありながらパワフルで豆挽きの性能も良く、おまけに手入れをしやすいように工夫されている高性能な電動コーヒーミルです。
ステンレス製のコーン式高性能ミル刃を採用していて、1杯分のコーヒー豆を約10秒で挽けます。挽き目調整は51段階。フレンチプレスからエスプレッソまであらゆる抽出法式に対応していて、しかもタッチパネルで設定できるのでとても簡単です。
マンデリン
美味BelleLifeのコーヒーミルを買ったので早速使ってみた
ベルライフは年末にエアーオブーンを買ってそこそこ良かったので選んだ
とにかく早く挽ける 1杯分5秒ぐらい
静電気も軽減されて 粉叩きも付いて掃除もしやすい
挽き加減も細かく設定出来る
良い出来
#コーヒーのある暮らし pic.twitter.com/9iZ2xSdtEd— mit 182 (@pepsi18782) February 16, 2024
ミル部の本体とミル刃は水洗いできませんが、それ以外のパーツはすべて水洗いが可能です。ミルの外刃には取っ手が付いていて簡単に外せます。
内刃は取り外せませんが、付属の「粉叩き器」をホッパーの上にかぶせてパフパフと押すと空気で内部に残った粉を吹き飛ばしてくれるので、内刃の掃除もとても楽です。また、粉受けは静電気除去設計になっているので、余計な粉が付きにくいという特徴もあります。
充電式のコンパクト電動コーヒーミル!ユニーク 『オーシャンリッチ 自動コーヒーミルG2』
『オーシャンリッチ 自動コーヒーミルG2』はコンパクトタイプの電動コーヒーミルです。
コードレスなので場所を選ばずどこでも使用できます。挽き目は粗挽きから細挽きまでの5段階。体を回して簡単に調整でき、粒度も比較的そろっています。
【ROOMIE】オーシャンリッチの新作「臼式自動コーヒーミル」は、手入れも簡単でコーヒー味もバッチリ安定! やっと出会えた理想の電動ミルでした|マイ定番スタイル
#インドア#アウトドア#グッズhttps://t.co/Jy9pb6yH7L— tensolo (@tensolo1) January 31, 2022
ミル刃はセラミック製のコーン式で、取り外せるのは内刃のみですがセラミック製なので水洗いが可能です。外刃が付いた本体は水洗いできませんが、付属のブラシのサイズ感がピッタリで粉の掃除も簡単です。
粉受けは静電気が起こりにくいガラス製で、フタをすると保存容器としても利用できます。コスパも良く、手入れが簡単でコンパクトな電動コーヒーミルが欲しいという人にはおすすめの商品です。
コーヒーミルの手入れは簡略可できる!定期的な手入れでおいしいコーヒーを!
コーヒーミルは手入れが大変そうに思えますが、実はそうでもありません。使用するたびに毎回掃除が必要なわけではなく、手動コーヒーミルやコンパクトな電動コーヒーミルなら月に1~2回、普通の電動コーヒーミルなら1~2ヶ月に1回程度で大丈夫です。
お手入れは、ミル刃の脱着ができるかどうか、水洗いができるかどうかで若干変わってきますが、基本的にはコーヒーの粉を落とすことが目的です。専用の清掃用ブラシの他、カメラ用のブロワー、歯ブラシや絵具の筆、爪楊枝などを併用すると手入れがやりやすくなります。
最初のうちは手間取るかもしれませんが慣れると時間もかからなくなってくるので、ぜひ定期的にお手入れをしておいしいコーヒーを楽しんでくださいね。