牛肉のうま味がたくさん詰まったコンビーフ。熱々ごはんの上に乗せて食べてもおいしいし、サンドイッチやパスタ、野菜炒めなどさまざまな料理にアレンジもできて、おいしい上に手軽に使えて便利ですよね。
しかし、心配になるのがカロリー。脂で固まっている気もするし、特に高級コンビーフは見るからにカロリーが高そうな気がしますが、はたして、コンビーフのカロリーはどれくらいあるのでしょうか。
この記事では、コンビーフのカロリーは高いのか?ダイエット中に食べても問題はないのか?という疑問を明らかにするために、コンビーフのカロリー事情に迫ってみましょう。
Contents
コンビーフのカロリーはどれくらい?商品ごとにチェック!
スーパーやインターネット通販などではいろいろな種類のコンビーフが手に入りますよね。赤身肉が中心のコンビーフもあれば、牛脂がたっぷり入っているコンビーフもあり、メーカーによってカロリーにも違いがありそうです。
はたして、コンビーフのカロリーはどのくらいなのでしょうか。主要なコンビーフのカロリーを商品ごとに比較してみましょう。
ノザキ『コンビーフ』の特徴とカロリー
スーパーなどでいちばん見かけるコンビーフが「ノザキ」のコンビーフですよね。日本で最初に販売されたコンビーフで、専用の器具でくるくると巻き取って開ける缶が特徴のコンビーフです。
牛肉(オーストラリア又はニュージーランド又はその他)、牛脂、植物油(大豆を含む)、食塩、ゼラチン、砂糖、寒天/カゼインAn(乳由来)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
ノザキのコンビーフは、オーストラリア産もしくはニュージーランド産の牛肉の余分な牛脂や筋を取って塩漬けにして、蒸煮からほぐしてから調味料を混ぜて缶詰に充填されています。
ノザキのコンビーフのカロリーは1缶(80g)あたり172kcal。100gあたりに換算すると215kcalとなります。蒸煮によって余分な牛脂を落とすことでカロリーが抑えられているようです。
千駄木腰塚『自家製コンビーフ』の特徴とカロリー
「千駄木腰塚」は、東京・文京区の「谷中・千駄木よみせ通り商店街」に本店を構える精肉店。手作りの加工品にも力を入れていて、『自家製コンビーフ』は看板商品です。高級コンビーフとして高い人気を誇り、多くの消費者に支持されています。
牛肉(オーストラリア産、メキシコ産)、牛脂(国産)、食塩、砂糖/ 調味料(アミノ酸)、発色剤(硝酸K、亜硝酸Na)、酸化防止剤(V.C)、(一部に牛肉を含む)
千駄木腰塚の『自家製コンビーフ』は、オーストラリア産もしくはメキシコ産の牛肉を塩漬けにして釜で炊き上げ、上質な国産牛や和牛の牛脂と合わせて調味料で味付けがされています。
千駄木腰塚の『自家製コンビーフ』のカロリーは100gあたりで382kcal。コンビーフの風味を高めるために上質な国産牛や和牛の牛脂を混ぜているため牛脂が多いように見える通り、やはりカロリーも高めですね。
明治屋 『コンビーフ スマートカップ』の特徴とカロリー
ジャムでおなじみの食品メーカー「明治屋」からもコンビーフが販売されています。缶ではなく「スマートカップ」という開封が簡単なフタ付の容器が特徴で、保存がしやすく電子レンジにも対応しています。
牛肉、牛脂、食塩、砂糖、香辛料、カゼインNa、増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)、(原材料の一部に乳成分を含む)
1個(80g)あたりのカロリーは144kcalで100gあたりのカロリーに換算すると180kcal。詳しい原材料や製法が公表されていないので詳細はわかりませんが、ノザキのコンビーフよりもゼラチン質が多い印象があり、カロリーも低めです。
スモークハウスファイン『米沢牛コンビーフ』の特徴とカロリー
「スモークハウスファイン」は、”体に不要なものを入れない。自然な味で仕上げる”ことをコンセプトとし、原料にこだわった食肉加工品を製造販売している山形県のメーカー。『米沢牛コンビーフ』は、米沢牛だけを贅沢に使用したコンビーフです。
牛肉(米沢牛)、香辛料、食塩、ゼラチン、グルタミン酸Na、発色剤(亜硝酸Na)
”体に不要なものを入れない”というコンセプトの通り、原材料も他社のコンビーフに比べるとシンプルですね。
スモークハウスファインの『米沢牛コンビーフ』は、米沢牛を2度加熱していることが特徴です。1度目の加熱で米沢牛を柔らかくなるまでじっくりと煮込み、余分な脂などを落とし、その後焼き上げて牛肉のうま味を閉じ込めています。
スモークハウスファインの『米沢牛コンビーフ』の100gあたりのカロリーは311kcal。炊き上げで余分な脂は落とされているものの、原材料の米沢牛はきめ細やかなサシが特徴なので、やはり牛脂の分だけカロリーは高めになってしまうようですね。
加藤牛肉店『特製<山形牛100%>手ほぐしビーフ』の特徴とカロリー
「加藤牛肉店」は、横浜市金沢区に本店を構える1930年(昭和5年)創業の老舗の精肉店です。山形牛を中心に上質な肉を取り扱っていて、揚げたてのメンチカツやコロッケなども人気があります。
加藤牛肉店の名物が、自慢の山形牛を原料とした『特製<山形牛100%>手ほぐしビーフ(コンビーフ)』です。
牛肉(山形県産)、食塩、ゼランチン、香辛料、糖類(ブドウ糖)、酸化防止剤(V.C、V.E)、発色剤(亜硝酸Na)(一部に牛肉、ゼラチンを含む)
『山形牛特製手ほぐしビーフ』は、塩漬けにした山形牛を8時間じっくりと煮込み、手でていねいにほぐしてからドイツ直輸入の香辛料で味付けをしたコンビーフです。
100gあたりのカロリーは312kcal。牛脂は添加されていませんがカロリーはやや高めです。原材料の山形牛はきめ細かいサシがしっかりと入っていることが特徴です。山形牛に牛脂が多い分、コンビーフのカロリーも高めであると思われます。
『成城石井自家製 肉の旨みを味わう手ほぐしコンビーフ』のカロリーは?
スーパーマーケットの「成城石井」は自家製の惣菜やスイーツが人気ですが、自家製のコンビーフも製造販売しています。 『成城石井自家製 肉の旨みを味わう手ほぐしコンビーフ』です。
牛肉(オーストラリア)、牛脂、食塩、砂糖/発色剤(亜硝酸Na)、調味料(アミノ酸等)、(一部に牛肉を含む)
オーストラリア産の牛肉を塩漬けにして加熱し、ていねいに手ほぐししたコンビーフです。100gあたりのカロリーは201kcal。原材料に牛脂と書かれていますが、赤身中心の牛肉を使用しているためかカロリーはノザキのコンビーフよりもやや低めですね。
コンビーフのカロリーランキング!低カロリーなのはどれ?
この記事でご紹介した国産のコンビーフのカロリーをわかりやすいように比較してみましょう。6種類のコンビーフの100gあたりのカロリーを低い順にランキングしてみました。
コンビーフの種類 | カロリー | |
---|---|---|
1位 | 明治屋 コンビーフスマートカップ | 180kcal |
2位 | 成城石井自家製 肉の旨みを味わう 手ほぐしコンビーフ | 201kcal |
3位 | ノザキ コンビーフ | 215kcal |
4位 | スモークハウスファイン 米沢牛コンビーフ | 311kcal |
5位 | 加藤牛肉店 山形牛手ほぐしコンビーフ | 312kcal |
6位 | 千駄木腰塚 自家製コンビーフ | 382kcal |
100gあたりのカロリーが最も低いコンビーフは、明治屋の『コンビーフ スマートカップ』で180kcal。そして、最もカロリーが高いコンビーフは千駄木腰塚の『自家製コンビーフ』で382kcal。その差は2倍以上ありますよね。
また、スモークハウスファインの『米沢牛コンビーフ』も加藤牛肉店の『山形牛手ほぐしコンビーフ』も、千駄木腰塚のコンビーフのカロリーよりは低いですが、それでも310kcalくらいと高めです。
各社コンビーフのカロリーの差が大きい要因は?
6種類のコンビーフのカロリーを比較してみると、想像以上にカロリーに開きがあることがわかりましたが、その要因はどこにあるのでしょうか。考えられる大きな要因がコンビーフに含まれている脂質の量です。各コンビーフの脂質の量を比較してみましょう。
コンビーフの種類 | 脂質 |
---|---|
明治屋 コンビーフ スマートカップ | 10.2g |
成城石井自家製 肉の旨みを味わう手ほぐしコンビーフ | 11.0g |
ノザキ コンビーフ | 14.5g |
加藤牛肉店 山形牛手ほぐしコンビーフ | 25.1g |
スモークハウスファイン 米沢牛コンビーフ | 27.0g |
千駄木腰塚 自家製コンビーフ | 34.1g |
表の上の3種類は脂質が少なく、下の3種類は脂質が多いことがわかりますよね。
脂質が多い下の3種類のコンビーフは、サシの多い山形牛や米沢牛を原料としているコンビーフと、上質の国産牛や和牛の牛脂を混ぜ込んでいるコンビーフです。
これらのコンビーフは、上質な牛脂がコンビーフの甘みやうま味を引き出しています。牛脂の甘みやうま味がそのままコンビーフのおいしさにつながっているので、カロリーが高くなってしまいのはある程度仕方のないことと言えるかもしれませんね。
コンビーフの料理に使うとカロリーはどれくらいになる?
コンビーフはいろいろな食べ方ができます。そのまま食べてもおいしいですし、料理の材料として調理をしてもおいしく食べられます。
メーカーによってコンビーフのカロリーにかなり違いがあることはわかりましたが、実際にコンビーフを料理に使うとどのくらいのカロリーになるのでしょうか。検証してみましょう。
コンビーフ丼にするとどれくらいのカロリーになる?
さまざまな食べ方ができるコンビーフですが、代表的なレシピといえばコンビーフ丼ではないでしょうか。「ちいかわ」の漫画にも登場して話題になりましたが、熱々のごはんにコンビーフを乗せて、その上に卵黄を乗せて食べる方法です。
ちいかわコンビーフ丼! pic.twitter.com/eSjoo3yqhh
— 𝙺𝙸𝙺𝙰 (@KIKA1035) June 19, 2024
一般的に、丼のごはんの量は200g。その上に60gのコンビーフと卵黄を乗せた時のカロリーを比較してみましょう。炭水化物とコンビーフの組み合わせなのでカロリーもかなり高めになりそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。
コンビーフの種類 | コンビーフ丼のカロリー |
---|---|
明治屋 コンビーフ スマートカップ | 487kcal |
成城石井自家製 肉の旨みを味わう 手ほぐしコンビーフ | 500kcal |
ノザキ コンビーフ | 508kcal |
スモークハウスファイン 米沢牛コンビーフ | 566kcal |
加藤牛肉店 山形牛手ほぐしコンビーフ | 566kcal |
千駄木腰塚 自家製コンビーフ | 608kcal |
明治屋のコンビーフを使ったコンビーフ丼のカロリーは487kcalで、千駄木腰塚のコンビーフを使ったコンビーフ丼のカロリーは608kcalなので、約120kcalの差があることがわかりますね。
120kcalというとごはんを茶碗に半分ほどのカロリーになるので、この差はかなり大きいと言えるのではないでしょうか。
コンビーフ丼のカロリーは本当に高いの?チェーン店の丼と比較してみよう!
コンビーフ丼のカロリーは500~600kcalくらいですが、このカロリーは他の丼やごはんものメニューのカロリーよりも高めなのでしょうか。カロリーを比較してみましょう。
メニュー | カロリー |
---|---|
納豆たまごかけごはん | 412kcal |
しらす丼 | 454kcal |
まぐろ丼 | 502kcal |
三色そぼろ丼 | 606kcal |
親子丼 | 642kcal |
チャーハン | 655kcal |
牛丼 | 716kcal |
カレーライス | 798kcal |
※『カロリーSlism』のデータより抜粋
これらを見る限り、コンビーフ丼のカロリーは他の丼やごはんもののカロリーと比較しても決して高い方ではないことがわかりますよね。いちばんカロリーが高い千駄木腰塚のコンビーフを使ったコンビーフ丼でも低めのカロリーの部類に入ります。
コンビーフのホットサンドのカロリーはどのくらい?
コンビーフを使って作るホットサンドも人気のメニューです。コンビーフをキャベツや玉ねぎなどの野菜、チーズなどといっしょに挟んだホットサンドが人気ですが、カロリーはどれくらいあるのでしょうか。
比較しやすいように、8枚切の食パンに40gのコンビーフとスライスチーズを1枚挟んだ場合のホットサンドのカロリーを比較してみましょう。
コンビーフの種類 | ホットサンド のカロリー |
---|---|
明治屋 コンビーフ スマートカップ | 371kcal |
成城石井自家製 肉の旨みを味わう 手ほぐしコンビーフ | 400kcal |
ノザキ コンビーフ | 407kcal |
スモークハウスファイン 米沢牛コンビーフ | 455kcal |
加藤牛肉店 山形牛手ほぐしコンビーフ | 455kcal |
千駄木腰塚 自家製コンビーフ | 490kcal |
これを見ると、コンビーフとチーズのホットサンドは400~500kcal前後であることがわかります。
参考までに、セブンイレブンの『照り焼きチキンとたまごのサンド』のカロリーは366kcal、『国産小麦使用北海道産じゃがいものコロッケパン』のカロリーは411kcal、マクドナルドの『チーズバーガー』のカロリーは307kcalです。
コンビーフを使ったホットサンドのカロリーは一般的なサンドイッチや総菜パンよりもやや高めといったところでしょうか。
コンビーフは肉やベーコンよりもカロリーは高い?
コンビーフは、野菜炒め、ジャーマンポテト、パスタ、チャーハンなどさまざまな料理にも使え、肉やベーコンなどの代わりに使うことも多い食材です。
コンビーフを使って料理をするのと他の肉やベーコンなどを使って料理をするのとでは、どちらの方がカロリーは高くなるのでしょうか。コンビーフと肉や食肉加工品の100gあたりのカロリーを低い順に並べてみると次のようになります。
名称 | カロリー |
---|---|
豚肉(もも) | 171kcal |
鶏肉(もも) | 190kcal |
牛肉(もも) | 196kcal |
ノザキ コンビーフ | 215kcal |
プリマハム ベーコンブロック | 232kcal |
合い挽き肉 | 239kcal |
豚肉(ロース) | 248kcal |
牛肉(肩ロース) | 295kcal |
ニッポンハム シャウエッセン | 325kcal |
豚肉(バラ) | 366kcal |
千駄木腰塚 自家製コンビーフ | 382kcal |
これを見ると、ノザキのコンビーフのカロリーは他の肉や食肉加工品と比べても高くはありませんが、千駄木腰塚のコンビーフのカロリーは、豚バラ肉よりも高いことがわかります。
ダイエット中に千駄木腰塚などカロリーが高めのコンビーフを使って料理をする際は、注意した方がよいかもしれませんね。炒める時に油を入れない、マヨネーズと合わせない、加熱してコンビーフの脂を落とすなどの工夫が必要ですね。
コンビーフのカロリーを抑えたい人におすすめ!市販の低カロリーコンビーフ3選
コンビーフはメーカーによってカロリーも大きく変わります。できるだけカロリーを抑えたい場合はカロリーが低めのメーカーのコンビーフを使う方法がありますが、さらにカロリーを抑えたい場合は脂肪分をカットした低カロリーのコンビーフも市販されています。
ここからは、市販の低カロリーコンビーフを3つご紹介します。
ノザキ 『脂肪分50%カットコンビーフ』
商品名の通り、ノザキの従来品のコンビーフよりも脂肪分を50%カットしたコンビーフです。
牛肉(オーストラリア又はニュージーランド又はその他)、ゼラチン、ビーフエキス、食塩、寒天、砂糖、たん白加水分解物(小麦、大豆を含む)、香辛料、/カゼインNa(乳由来)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
原材料を見るとわかるように、ノザキのコンビーフには含まれている牛脂や植物油が、『脂肪分50%カットコンビーフ』には使われていません。そのため、ノザキのコンビーフの1缶(80gあたり)脂質の量が11.6gであるのに対し、『脂肪分50%カットコンビーフ』の脂質量は2.4~5.4gと半分以下になっています。
また、カロリーも、普通のコンビーフが172kcalであるのに対し『脂肪分50%カットコンビーフ』のカロリーは106kcalと、3分の2以下に抑えられています。
明治屋 『脂肪の少ないコンビーフ スマートカップ』
明治屋からも脂肪の少ないタイプのコンビーフが販売されています。こちらの商品は原料に脂の少ない赤身肉を使用することで脂肪分を抑えています。
牛肉、ゼラチン、食塩、野菜エキス、砂糖、香辛料、増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
また、原材料を見てもわかるように従来品の『コンビーフ スマートカップ』で使用されている牛脂も含まれていません。
従来品の1個(80g)あたりの脂肪が 8.2gであるのに対し、脂肪の少ないタイプは 1.2~3.7g。従来品でも国産コンビーフのなかでは脂肪が少なめですが、脂肪の少ないタイプはさらに脂肪が少なくなっています。
また、1個あたりのカロリーも従来品が144kcalであるのに対し、脂肪の少ないタイプは 95kcalで従来品の約3分の2のカロリーに抑えられています。
ホリカフーズ 『越後魚沼 脂肪低減コンビーフ』
「ホリカフーズ」は新潟県魚沼市で、主に治療食、非常食、災害食などを製造販売している食品メーカー。治療食や非常食のノウハウを活かしてホリカフーズから販売されている低カロリーコンビーフが『越後魚沼 脂肪低減コンビーフ』です。
以前はカルディブランドのコンビーフとしても販売されていて、人気の商品でした。
牛肉、ゼラチン、食塩、野菜エキス、砂糖、香辛料/増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
一般的な国産コンビーフは牛脂を混ぜることで牛肉のうま味や甘みを引き出していますが、『越後魚沼 脂肪低減コンビーフ』は牛脂の代わりに野菜エキスを使ってうま味を加えることで脂肪分を抑えています。
1個(80g)あたりの脂肪の量は1.6~3.8g。カロリーは99kcalで、ノザキの『脂肪分50%カットコンビーフ』と明治屋の 『脂肪の少ないコンビーフ スマートカップ』のちょうど中間くらいのカロリーとなっています。
まとめ:コンビーフのカロリーは商品により差あり!ダイエット中は注意!
一般的に、国産のコンビーフは塩漬けにした牛肉を加熱してからほぐし、調味料や牛脂などで味を付けています。原料の配合割合はもちろん、加工方法もそれぞれ異なるために、コンビーフのカロリーはメーカーによってかなり差があります。
特に、国産和牛の肉や牛脂を原材料に使っているコンビーフは国産和牛本来の風味でとてもおいしいのですが、牛脂が多く含まれている分どうしてもカロリーは高くなってしまいます。おいしいからといってたくさん食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、特にダイエット中は注意したいですね。
カロリーが気になる場合は比較的カロリーの低いコンビーフを選ぶとよいですが、それでもカロリーが気になるという場合は脂肪が少ない低カロリーコンビーフも販売されています。
特に、マヨネーズを入れたり油で炒めたりする料理は高カロリーになりがちなので、脂肪が少ないタイプのコンビーフを上手に活用するとよいかもしれませんね。