そんな疑問に答えます。日本食の代表と言える、味噌汁。毎日欠かさず飲んでいる人もいるのではないでしょうか。実は、そんな私たちに馴染みのある味噌汁に、コンビーフを入れると、とても美味しいと言われております。どんな味なのか、簡単に作れるのか、作り方にコツはあるのか、気になりますよね!
この記事では、コンビーフを味噌汁に入れるメリットや、美味しさの秘密、味付けにコツはあるのか、ご紹介していきます。
Contents
コンビーフと味噌汁はなぜ美味しい?味付けのコツは?
味噌汁はいろいろな食材と相性が良いですが、コンビーフを味噌汁に入れるとどのような味になり、どのような効果があるのでしょうか。メリットもあると嬉しいですよね!ご説明していきます。
コンビーフは味噌汁の出汁になる
コーンビーフは英語で「Corned Beef」と表され、「塩漬けの牛肉」という意味です。その名の通り、コンビーフは、牛赤身肉を塩漬けにしてから高温高圧で加熱し、繊維をほぐして牛脂や香辛料、調味料などを加えて作られます。
そのため、旨味や脂、塩分がつまっているため、コンビーフが出汁になるのです!事前に出汁をとっておく必要がないので、忙しい方にもぴったりですよね。また、コンビーフはすでに火が通っている食品なので、本当にあっという間に味噌汁を作ることができます。
味噌汁に入れる具材は野菜や豆腐、わかめなどが多いかと思いますが、コンビーフを入れることで、不足しがちなたんぱく質が少し多く摂れるのも嬉しいですよね♪このように、コンビーフを味噌汁に入れると、より手軽に作れる上に、美味しく、栄養価も少しあがるなどメリットが沢山あります。ぜひ作ってみてください!
味付けにコツがある!
コンビーフを味噌汁に入れる際に一つだけ気を付けたいのが、塩分です。「牛肉の塩漬け」という意味のあるコンビーフなので、塩分を多く含んでいます。
そのため、味噌汁に入れるときは、コンビーフは1人前あたり20g程度、計量スプーンなら大さじ1程度が適量です。また、味噌もいつもの1/2~2/3程度の量に抑えるとよいです。味を見ながら少しずつ足してくださいね。
厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」によれば、推奨される1日の塩分量は男性で7.5g、女性で6.5g未満となっておりますが、現実の摂取塩分量の平均値は、男性が10.9g、女性が9.3gと、多くの方が摂りすぎています。
塩分を摂りすぎると、浮腫むだけでなく、血圧なども上がり、生活習慣病に繋がるので、適量は守りましょう◎カリウムを多く含む野菜を具材として入れるのもオススメです♪
コンビーフを味噌汁に入れよう!簡単おすすめレシピ6選
コンビーフを味噌汁に入れるメリットは沢山ありましたね。ぜひ、作ってみましょう!おすすめの簡単レシピをご紹介していきます♪
コンビーフと豆腐の味噌汁
味噌汁の定番の具材と言えば豆腐ですよね。そこにコンビーフを入れると、たんぱく質の摂れる味噌汁の完成です!
【材料】
コンビーフ 大さじ1
豆腐 100g
ねぎ お好み
カットわかめ お好み
水 150ml
味噌 小さじ2
【作り方】
- 小鍋に水とコンビーフを入れて弱火にかける
- フツフツとしても、そのまま弱火で1~2分程度煮込む
- 豆腐を入れ、温める
- 火から下ろして、味噌を溶き、わかめと刻んだねぎを入れたら完成!
【ポイント】
コンビーフの旨味を出すために少し煮込むとよいです。
コンビーフといえば、ノザキのコンビーフがよく店頭に並んでいますよね。コンビーフは非常食にもぴったりなので、まとめて買うとお得に買えます♪
野菜たっぷり!コンビーフの味噌汁
コンビーフには味付けとして、塩分が多く含まれていますので、その塩分を体内から排出する役割のあるカリウムを多く摂ることは、とても重要です!味噌汁だと野菜をたっぷり入れても食べやすいですよね♪
【材料】2人分
コンビーフ 大さじ2
人参 1/4本~お好み
玉ねぎ 1/4個~お好み
わかめ お好み
小松菜 1~2株
油揚げ 1/2枚
味噌 大さじ1.5
水 300ml
【作り方】
- 人参はいちょう切り、玉ねぎは薄切り、小松菜は2cm幅に切り、油揚げは短冊切りにしておく
- 小鍋に水とコンビーフ、人参を入れて弱火にかける
- フツフツとしてきたら、玉ねぎと油揚げを入れて再度煮込む
- 人参に火が通ったら、小松菜を入れ、再度沸騰したら、火からおろす
- 味噌を溶き、わかめをいれたら完成!
【ポイント】
人参や油揚げからもだしがでるので、少し煮込むと美味しいです。
コンビーフの赤だし味噌汁
赤だしの味噌汁を普段から飲まれる方や、お寿司など外食のときだけ楽しまれる方、いろんな方がいらっしゃるかと思います。コンビーフは赤味噌の味付けにももちろん合います!
【材料】
コンビーフ 大さじ1
水 150ml
赤味噌 小さじ1.5~2
みりん 小さじ1/2
麩 お好み
ねぎ お好み
【作り方】
- 小鍋に水とコンビーフを入れて中火にかける
- 沸騰したら、みりんを入れ、再度ひと煮立ちさせる
- 火からおろして、味噌を溶き、再度弱火で温めたら完成!
【ポイント】
- 赤味噌は良く売られている、合わせ味噌より少ししっかりとした味付けなので、さらに味噌を控え目にし、みりんで甘味を足しました。
- 赤だし本来の味がお好きな方は、みりんは入れなくてもOKです◎
大豆と米麹、塩以外は一切使わない、無添加の赤味噌です。味噌汁は毎日飲む方も多いので、無添加だと安心ですよね!
火を使わない!超時短コンビーフ味噌汁
コンビーフの味噌汁は旨味をじっくり出すためにも、煮込むと美味しいのですが、パパっと作りたい日もありますよね。そんな時には、お湯さえあればOK!即席でコンビーフの味噌汁を作る方法をご紹介します♪味付けももちろん美味しいです◎
【材料】
コンビーフ 大さじ1
お湯 150ml
麩 お好み
わかめ お好み
ねぎ お好み
味噌 小さじ1.5~2
【作り方】
- 耐熱皿にコンビーフを入れ、お湯を注ぎ、混ぜる
- 味噌を溶き、麩・わかめ・刻んだねぎを入れたら完成!
【ポイント】
- 野菜を入れたい場合は1の前に、耐熱皿に切った野菜を入れて、ふんわりラップをして600Wで40秒~1分加熱すると良いです。
- 豆腐や油揚げだけを入れる場合は、味噌を溶く前に、600Wで30秒程度温めると美味しいです。
豚汁のような、コンビーフ味噌汁
冬になると、豚汁が飲みたくなりますよね。温まる上に、優しい味付けで、具沢山で栄養も摂れて、嬉しい一品です。コンビーフを使っても、豚汁のような美味しい味噌汁を作ることができます!
【材料】4人分
コンビーフ 1缶(80g)
大根 100g
人参 1/2本
ごぼう 1/2本
里芋 4個
長ねぎ 1本
万能ねぎ お好み
水 800ml
味噌 大さじ2~3
ごま油 大さじ1
一味唐辛子 お好み
【作り方】
- 大根と人参はいちょう切り、長ねぎは1cm幅の斜め切り、万能ねぎは小口切りにしておく
- ごぼうは良く洗って、小さめの乱切りにして水にさらしておく
- 里芋はよく洗って皮をむき、大きめの一口大にきる
- 鍋にごま油をしき、万能ねぎ以外の野菜を全て炒める
- 野菜全体に油が回ったら、コンビーフを入れる
- 弱めの中火で、全体を混ぜながら2~3分かけてじっくり炒める
- 水を入れて、強火にかける
- 沸騰したら、弱火にして、アクをとる
- 味噌を大さじ1だけ先に入れ、7~8分弱火でじっくり煮て、具材に火を通す
- 人参や里芋に火が通っていたら、残りの味噌大さじ1~2を溶かす
- 器に盛り付け、万能ねぎを散らし、お好みで一味唐辛子をかけたら完成!
【ポイント】
- 最初にしっかり野菜を炒めて、油に野菜の旨味をうつすのがポイントです!
- 人参のビタミンAは油との相性が良いので、吸収率もアップします♪
コンビーフとキャベツでメインのような味噌汁
最後にコンビーフとキャベツを使った、メインにもなる味噌汁のご紹介です!にんにくもたっぷりです◎
【材料】
コンビーフ 1/2缶(40g)
キャベツ 1/8個
玉ねぎ 1/4個
にんにく ひとかけ
マヨネーズ 小さじ1/2
水 200ml
味噌 小さじ2
ブラックペッパー 少々
【作り方】
- にんにくはスライス、キャベツはざく切り、玉ねぎは1cm幅に切っておく
- 小鍋を中火にかけ、マヨネーズとにんにく、コンビーフを入れ、炒める
- マヨネーズが溶けてきたら、水を加える
- ひと煮立ちしたら、キャベツと玉ねぎを入れ、再度ひと煮立ちさせる
- みそを溶いたら、お皿に盛り、ブラックペッパーをかけたら完成!
【ポイント】
にんにくの香りをしっかり立たせると、より美味しいです。
まとめ コンビーフで作る味噌汁は簡単なのに美味しい!味付けも簡単に決まる◎
コンビーフで味噌汁を作ると、だしいらずな上、味付けも簡単に決まりましたね。その上、美味しくて、たんぱく質も少し摂れるのも嬉しいですよね♪
非常食にもなり、いろんな料理に合うコンビーフですが、少し塩分が高いところが気になるので、味付けの際に、味噌の量の調整はしてくださいね。
お湯のみで作れる即席コンビーフ味噌汁から、豚汁のようなコンビーフ味噌汁までいろいろな味噌汁が簡単に作れて、とても美味しいので、ぜひ作ってみてください!その際にこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。