ダイエット停滞期を抜ける方法とは?原因や期間、前兆についても解説
停滞期に入ったかも。いつ抜けるんだろう?前兆はあるの?
体重が減らなくて不安…。停滞期を抜けるのって、どれくらいかかるの?

そんな悩みを解決!

頑張ってダイエットをしていても、停滞期に入って体重が減らなくなると焦ってしまいますよね。停滞期が続く期間や、抜ける方法、抜ける前兆など、気になってしまうのも仕方ありません。

この記事では、ダイエットの停滞期を抜ける方法をご紹介します。原因や期間、前兆についても解説しますので、停滞期のモチベーションを保つために参考してくださいね

停滞期を抜けるための方法とは?乗り越え方を解説

停滞期を抜けるための方法とは?乗り越え方を解説

停滞期に入ると、これまでと同じようにダイエットをしているのに体重が減らず、どうすれば抜けられるのかと焦ってしまいますよね。

停滞期はなぜ始まって、どのくらい続くのでしょうか

ここでは、ダイエット停滞期の乗り越え方についてご紹介します。原因と期間についても解説しますので、自分がどれに当てはまるのか、考えながら乗り越え方の対策を立ててみてくださいね。

ダイエットで停滞期が起きる原因は?期間はどのくらい?

まずは、ダイエットで停滞期が起きる原因と、期間について解説します。

停滞期の原因として考えられるのは、主に次の3つです。

【停滞期の原因】

●ホメオスタシス機能の活性化:飢餓状態から身体を守るための機能。ダイエットで体重が減少すると、脳が飢餓状態だと判断してエネルギーの消費を抑えるよう指令を出すため、痩せにくくなる。

●女性ホルモンの影響:プロゲステロンという女性ホルモンによる影響。体内に水分や脂肪を溜め込もうとするため、体重が減りにくくなる。

●基礎代謝の低下:食事制限により筋肉量が減少すると、基礎代謝が低下して消費カロリーが減るため、痩せにくくなる。

停滞期が続く期間は2週間~1ヶ月程度のことが多いですが、長い場合は2ヶ月以上続くことも。

期間はあくまで目安であり、個人差が大きいものです。ダイエットのやり方や原因によっても期間が異なりますので、自分の停滞期がなぜ起きているのか、冷静に考えてから、乗り越えるための対策を立てましょう。

停滞期の原因については、こちらの記事も参考にしてくださいね。

乗り越え方1:停滞期前と同じダイエットを継続する

ホメオスタシス機能の活性化で停滞期に入っている場合、体重が減らないからと焦って、食事制限や運動の負荷を上げないようにしましょう

停滞期中にハードなダイエットに移行してしまうと、脳は「さらなる飢餓状態になった」と判断して、ホメオスタシスの働きをさらに活性化し、停滞期を長引かせてしまいます。

停滞期の対策の基本は、同じ負荷のダイエットを続けること。体が今の状態に慣れて、ホメオスタシス機能が働かなくなれば、また体重が減り始めます。

栄養バランスを整え、代謝が落ちないように気をつけながら、停滞期前と同じダイエットを継続して、体重が減り始めるのを待ちましょう。

乗り越え方2:体重と体脂肪率をグラフにする

停滞期に同じダイエットを続けるためには、「停滞期が来ている」と冷静に認識できるようになることが大切です。そのためには、体重と体脂肪の変化をグラフにするのがおすすめ。

ある程度長期間でグラフにしていくと、どのくらいのペースで体重や体脂肪率が減っていくのか、自分の傾向がつかめるようになります。停滞期は何度も繰り返すことが多いので、長期間でグラフにしていると、停滞期の期間や停滞期を抜ける前兆なども、見極められるようになっていくでしょう。

ホルモンバランスによる停滞期も把握しやすくなり、焦ることなく停滞期を過ごすことができます。

体重と体脂肪の測定はアプリと連動している体重計を使うと、自動的に記録されるので便利です。

乗り越え方3:チートデイを設けてカロリーを摂取

チートデイとは、ダイエット中に必要以上のカロリーを摂取することです。

チートとは騙すという意味。一時的に摂取カロリーを増やすことで、食事制限を栄養不足だと感じている脳を騙し、ホメオスタシス機能が過剰に働くのを抑えます

停滞期中にチートデイを設ける場合は、週1日に限定にして、普段はこれまでと同じダイエットを続けることが大切です。暴飲暴食するのではなく、1日の摂取カロリーをしっかり管理しましょう。

チートデイの摂取カロリー目安はこちらです。

チートデイの1日の摂取カロリー目安=体重×40kcal

例:体重60kg×40=1日2400kcal

チートデイは上手く取り入れることができれば、ストレスの解消にも繋がり、ダイエットの強い味方になってくれますよ。食事の栄養バランスを意識しながら1日3食で分散して食べて、停滞期を抜けるのを待ちましょう。

乗り越え方4:筋トレと有酸素運動を取り入れる

食事制限だけでダイエットをしている人は、筋肉量が減っている可能性があるので、運動を取り入れてみましょう。

筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、痩せにくい体質になってしまいます。さらに、筋肉量が少ない人や代謝が低い人は、停滞期が長引く傾向もあるので注意が必要です。運動をして筋肉量を増やし、基礎代謝を高めましょう

ダイエットでの運動は、筋トレと有酸素運動を組み合わせるのが理想的です。これまで少しでも運動を取り入れていた人は、筋トレの後に有酸素運動をすると、効率的に脂肪を燃焼できますよ

これまで全く運動をしていなかった人は、筋トレか有酸素運動のどちらかだけでもOK。自宅で簡単にできるストレッチやヨガだけでも、筋肉を刺激することができます。

ダイエット停滞期を抜ける前兆とは?抜けるとどうなる?

ダイエット停滞期を抜ける前兆とは?抜けるとどうなる?

ダイエットを続けているのに、いつまで経っても体重が減らないと、不安になることもありますよね。

ダイエットの停滞期を抜ける前兆やサインはあるのでしょうか?また、停滞期を脱出するとどうなるのでしょうか?

詳しく解説していきます。

ダイエット停滞期を抜ける前兆・サインとは?

ダイエットの停滞期を抜ける時の前兆・サインは個人差がありますが、体重が少しずつ減り始めることで気がつくことがあります。つまり、体重測定を続けることで、停滞期を抜ける前兆に気が付きやすくなるということです。前兆を捉えるためには、体重測定を続けておきましょう。

体重の変化以外には、前兆として空腹感を感じる人もいます。これは、身体が今の体重に慣れて、エネルギー消費量が増えたということです。急に強い空腹を感じるようになったら、停滞期を抜ける前兆である可能性があります。

しかし、人によっては停滞期を抜ける前兆を感じない場合もあります。あまり体重を気にしていない人は、前兆やサインを感じないまま停滞期を抜けていることも。

前兆やサインは、訪れるタイミングも感じ方も人それぞれです。気にしすぎて、ストレスを抱えないようにしましょう。

ダイエット停滞期を抜けるとどうなる?

停滞期中も正しくダイエットを続けていると、ホメオスタシス機能による省エネモードが解除され、いつも通りのエネルギー消費量に戻ります。これにより、停滞期を抜けると一気に体重が落ちることがあります。

ただし個人差があるため、一気にではなく少しずつでも順調に体重が落ちていけば、停滞期を抜けたと考えて良いでしょう。

停滞期を抜けた後も変わらずダイエットを継続し、体重や体脂肪率をチェックしていくことが大切です。

ダイエットは停滞期を繰り返して目標体重へ近づく

ダイエットは長期間になることが多いので、停滞期を一度抜けてからも、一定量の体重が減ると再び停滞期に入り、何度も繰り返すこともあります

しかし、悲観することはありません。停滞期が来るということは、順調に体重を減らせているという証拠です。目標体重に近づくためのプロセスだと考えましょう。

大切なのは、停滞期に落ちてしまうモチベーションを保ち、正しい方法ダイエットを続けることです。停滞期を何度か経験するうちに、自分のダイエットの傾向や停滞期を抜ける前兆なども分かるようになり、冷静に対処できるようになりますよ。

まとめ:ダイエットは長期戦!停滞期を抜けて目標体重に近づこう!

本格的にダイエットをしようと思ったら、長期戦になることがほとんどです。ダイエットが長期戦になれば、停滞期は誰にでもやってきますし、何度も経験することなるかもしれません。

しかし、停滞期は「少し痩せた今の自分の体重がデフォルトだ」と脳に認識させるチャンス。この期間を乗り越えられれば、ダイエットは成功に一歩近づくのです。

栄養管理と適度な運動を心がけ、きちんと体重をチェックしていれば、前兆を感じることができて、明るい未来が開けてきますよ。気負わず焦らず、正しいダイエットを続けることを意識しましょう。

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