健康管理のためにも、日々の食事に野菜は欠かすことができません。しかし、プランター栽培だと、設置場所や日当たりを確保できなかったり、水やりをし忘れてしまったりで、上手く栽培できないこともしばしば。
そこでオススメなのが、水耕栽培!
今日は、水耕栽培歴5年の筆者が、キットを選ぶポイントや、それぞれのメリット・デメリット等を比較しながら、ご紹介していきたいと思います('-'*)
Contents
水耕栽培キットの選び方
1.水耕栽培キットの主な機能
インターネットなどで色々と調べると感じると思いますが、水耕栽培キットは様々なメーカーから出されていて、本当に種類が多いです。
ただ似通った機能、性能なのに、価格が高かったり、そこまでは使わないかなぁ…という機能がついていたりと、購入する前には、事前に比較することが大切です!
キットのサイズと栽培可能な株数を見定めるべし!
水耕栽培キットを買ってみたはいいものの、案外大きく、置き場所がなかった…といった事態に陥らないよう、事前に、水耕栽培キットの縦×横×高さのサイズは調べておいた方がGoodです。
そして、栽培可能な株数も重要で、8株程の小さいものから、27株程まで育てられる大きいものまで、かなり幅があります。
ただし、ここで注意しないといけないのが、「栽培可能な株数(水耕栽培キットの穴の数分)」分、全部一度に使えるか…というと、横に広がる野菜(小松菜とかバジルとか)の場合には、答えはNOです。
あまりに窮屈な育て方をしてしまうと、元気のよい野菜に育たない(小さいままで成長が止まってしまう、等)ことが多いので上記以外の野菜の場合にも、密接させずに、1マス空きで育てることが多いです。
そのため、実際の栽培数は「栽培可能な株数」÷2くらいだろう、と考えて頂いた方が無難です。
ちなみに、筆者は栽培可能な株数が「27株」のキットを2つ、上下にスタックして使っています。これだと、27~28株ほどの野菜を常時育てられますので、少し時期をズラしながら栽培すれば、このくらいの株数のサイクルで、毎日野菜生活が楽しめると思います…(笑)
LEDライトが標準装備されているか否かを見定めるべし!
植物が光合成をするためには、十分な光量が必要になります。外部のライトで代用することも可能ですが、場所をとること、やインテリアとしての魅力が下がってしまうことなどから、できることなら、LEDライトが付属したモデルを購入されることをオススメします。
※ちなみに、昼間などはキットの置き場所を窓際にすることで対応ができますが、キットにLEDが装備されている場合、日が落ちてから(夕方~22時くらいまで)も光を供給することができますので、LEDが装備されている機種の方が、間違いなく成長は早いです。
あとは、細かな点として、LEDライト付属モデルについて、タイマー機能があるかどうか(定時にライトがON・OFFする)も地味に大切なポイントです。
密閉型か開放型かを見定めるべし!
これは、キットの表面がアクリル板やガラスなどで覆われているか、剥き出しの状態となっているか、という点です。
水耕栽培は土汚れ等なく、収穫後洗わずともそのまま食べられる点(水溶性の栄養素を流れ出させない点)が魅力の一つだと思いますので、密閉型(虫等がはいることがない)の方をオススメします('-'*)
インテリア性能について見定めるべし!
見た目として、華やかにみえる、というのも家で緑を育てる際の注目ポイントですが、こちらのポイントはそういう意味ではなく、水耕栽培キットを後日増設したい場合等に、それぞれがスタックできるか(重ねたり、上手に並べたりできるか)、という点も事前にチェックしておいた方がよいポイントです。
いろんな野菜を育てたくなり、複数台購入した場合、重ねられないと、かなりの設置場所をとったり、別途専用の棚を購入するハメになったり…と無駄が発生してしまう恐れがあります。
ポイントその1の栽培可能な株数、と合わせて、チェックしておきたいですね('-'*)
2.水耕栽培キットの選び方まとめ
ということで、これまでのポイントを改めてまとめると・・
- キットのサイズの栽培可能な株数(÷2)は大切!
- LEDライトがついているモデルの方が栽培しやすい!
- 新鮮な野菜を綺麗な環境で育てるためには密閉型推奨!
- たくさん育てたい方には、重ねられるモデルがオススメ!
…ということになりそうです(笑)
ただ、やっぱり、実際に購入するとなると、コストとの兼ね合いも現実的に圧し掛かってきますので、みなさんの中で、機能ごとの優先順位をつけておくとよいかもしれませんね('-'*)
おすすめの水耕栽培キットのご紹介(3選)
それでは、これまでの説明ポイントを比較しながら、おすすめの水耕栽培キットをご紹介していきたいと思います!(ババーン!)
エントリーNo.1 DeAGOSTINI グリンテリア
【製品の特長(Goodポイントは赤字、Badポイントは青字)】
1.キットのサイズと栽培可能な株数
サイズ:幅34.8cm×奥行24.1cm×高さ28.6cm
栽培可能な株数:8株
2.LEDライトの有無
LEDライト:有り
3.密閉型か開放型か
・密閉型
4.スタックできるかどうか
・スタック不可
【筆者評】
あの(?)印象的なCMでお馴染みのディアゴスティーニ♪から、水耕栽培キットが出ていました。結構本格的なキットで、基本機能はバッチリそろっていて、価格も控えめに設定されていますので、エントリーモデルとしては、かなりいいと思います。
ただ、栽培可能な株数が8株であること(栽培用の穴(種等を入れるための穴)同士の間隔は比較的広くとられていますので、横に広がる野菜でも、5~6株はいけそうです!)がネックになってきそうです。
水耕栽培を本格的に行いたい方には、もう少し株数の多いモデルをオススメします。
エントリーNo.2 Akarina LED野菜栽培器
【製品の特長】
1.キットのサイズと栽培可能な株数
サイズ:幅32cm×奥行32cm×高さ35cm
栽培可能な株数:15株
2.LEDライトの有無
LEDライト:有り
3.密閉型か開放型か
・開放型
4.スタックできるかどうか
・スタック不可
【筆者評】
こちらは、見た目の綺麗さにこだわったモデル。インテリアを華やかに彩りたい方にはオススメの商品です。ただ、栽培可能株数や機能に比して、少しお値段が高めに設定されているため、機能性を重視される方にはあまりオススメできないかもしれません。
エントリーNo.3 ユーイング Green Farm
【製品の特長(Goodポイントは赤字、Badポイントは青字)】
1.キットのサイズと栽培可能な株数
サイズ:幅54.4cm×奥行26.2cm×高さ30.5cm
栽培可能な株数:27株
2.LEDライトの有無
LEDライト:有り(タイマーもあり)
3.密閉型か開放型か
・密閉型
4.スタックできるかどうか
・スタック可能
【筆者評】
こちらが、筆者が使っているモデルになります(2台上下にスタックさせて使っています)。少し横幅が大きいのが難点ですが、機能性と価格面のコスパはかなりいいと思います。
結構育てられる野菜の幅は広く、各種葉物から、ハーブ類、ラディッシュなんかも育てられたりします(笑)
※ラディッシュを育てる際には、別売りの器具が必要になりますが、根菜もいけるのか!とびっくりした覚えがあります。
さいごに
以上、買って損はしない、水耕栽培キットのオススメ3選でした♪
水耕栽培は、見て楽しく、食べておいしい(笑)、ので、インテリアとしても実用品としても、本当におすすめです。
機種によりますが、電気代も月に150円~300円前後に抑えられているものが多いですので、長期的にみれば、野菜を買っているよりも、育てた方が、費用的にもお得になることが多いと思います。
ぜひ、この機会にご検討してみてください('-'*)