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そんな疑問にお答えします!
健康志向やダイエット中の人たちに人気のあるオートミールは、栄養豊富で体に良い印象がありますよね。ですが、オートミールを夜に食べるのはダメだと、聞いたことありませんか?
では、どうして夜はダメなのか?夜に食べてもOKな方法はないのでしょうか?この記事ではそんな疑問にお答えするべく、オートミールが夜はダメと言われる理由や、夜に食べるときの注意点などを解説いたします。
Contents
【オートミール夜はダメ?】どうしてダメ?理由を解説

健康に役立つオートミールですが、夜はダメだと言われるのには理由があります。ここでは二つの理由をご紹介します。夜はダメだと言われる理由を知って、体調不良や太ってしまうのを防ぎましょう。
オートミールは消化吸収に時間がかかる
オートミールが夜はダメと言われる1つ目の理由は、消化吸入に時間がかかるからです。
オートミールに含まれる食物繊維は胃腸でゆっくり消化吸収されていくので、夜に食べてしまうと寝るまでに消化できず、胃腸に負担がかかってしまいます。
特に水溶性の食物繊維は胃での停滞時間を長くする作用があり、夜に食べると寝ている間も胃が活動することになり、胃腸を休ませてあげることができません。
胃もたれやお腹がゴロゴロする原因になるので、夜はダメだと言われているのです。
夜遅くに食べるのは太る原因になる
オートミールが夜はダメと言われる2つ目の理由は、太る原因になるからです。夜に食べると太るのは、BMAL1(ビーマルワン)というタンパク質の作用によるもの。
BMAL1とはタンパク質の一種で、脂肪を蓄えるという性質を持っています。体内時計を調節する働きを持つBMAL1は、太陽の光と深い関わりがあり、日中は減少して日没後に増え始め、22時以降に特に多くなります。
つまり、脂肪を蓄えようとするBMAL1が夜間に増えるので、夜に食べると太りやすくなってしまうのです。オートミールは脂質を含んでいるため、夜はダメだと言われています。
【オートミール夜はダメ?】夜に食べる時のポイント

夜はダメだと言われるオートミールですが、工夫をすることで、夜に食べても影響を少なくすることはできます。ここでは、夜にオートミールを食べるときに気をつけるべきポイントをご紹介します。
寝る直前は避けて、量を控えめに
オートミールは食べ過ぎないことが肝心。特に夜はダメです。
オートミールは1食あたりの目安量30gを超えないようにしましょう。30gだと少なく感じるかもしれませんが、水分でふやかすので、しっかり食べ応えがありますよ。
胃腸への負担が大きくなるため、寝る直前に食べるのも避けましょう。
オートミールの消化吸収が良くなる工夫を
夜はダメと言われるオートミールも、温めたり柔らかくすることで消化吸収しやすくなり、胃腸への負担を減らせます。
食べ方は、煮込んだりオーバーナイトオーツにするのがオススメ。オーバーナイトオーツにすると、寝かせている間にデンプンが分解されて、体に吸収されやすくなります。ただし、オーバーナイトオーツは甘い味付けのレシピが多く、糖分をたっぷり入れると太る原因になるので気をつけましょう。
また、消化吸収を助けるためには、しっかり噛むことも大切です。最初から粒が細かくなっているインスタントオーツを取り入れてみるのもオススメですよ。
夜はダメ?!なオートミールを夕食に活用!オススメの絶品レシピ5選

オートミールを夜に食べるなら、温める・柔らかくするなどの工夫が重要!ここでは、夕飯にピッタリなオートミールのレシピをご紹介しますので、上手に取り入れてみてくださいね。
入れて煮るだけだから簡単!オートミールのお茶漬け
市販のお茶漬けの素を使って、短時間で簡単に作れるオートミールのお茶漬けのレシピです。夜はダメと言われるオートミールでも、お鍋で煮てしっかりふやかすので、胃腸への負担も少なくて済みます。

【材料(1人分)】
- オートミール 30g
- 水 200ml
- お茶漬けの素 1/2袋
- 梅干し 1個
- 白ゴマ 適量
- 漬け物 適量
【作り方】
- 鍋にオートミールと水を入れて中火で熱し、煮立ってきたら弱火にして1分30秒煮る
- トロミがついてきたらお茶漬けの素を加えて混ぜる
- 器に盛って梅干し、白ゴマ、漬け物を添えたら出来上がり
【ポイント】
・トッピングは、海苔やワサビなどお好みで加えてください。
・いろんな味のお茶漬けの素があれば、飽きずに楽しむことができます。
フレークでお手軽♪鮭雑炊風オーバーナイトオーツ
雑炊感覚で食べられる和風オーバーナイトオーツのレシピです。夜はダメと言われるオートミールでも、これならお腹に優しいので安心。お昼に準備しておけば、夜に温めるだけで手軽に食べられます。

【材料(1人分)】
- ★オートミール 30g
- ★白だし 15ml
- ★水 100ml
- ★白ゴマ 小さじ1/2
- 鮭フレーク 適量
- 刻みのり 適量
【作り方】
- 耐熱容器に★の材料を入れて混ぜる
- ラップをして冷蔵庫で8時間以上寝かせる
- 電子レンジ(600W)で1分程度加熱する
- ラップを取って鮭フレークと刻みのりをかけたら出来上がり
【ポイント】
・3の工程で加熱が足りない場合は、10秒ずつ追加してください。
クリーミーで優しいオートミールのチーズリゾット
クリーミーなオートミールチーズリゾットのレシピです。どうしてもコッテリしたものを食べたい時にオススメ。ベーコンやチーズは控えめにして、豆乳でヘルシーに仕上げます。

【材料(1人分)】
- オートミール 30g
- ハーフベーコン 1枚
- 玉ねぎ 1/4個
- しめじ 1/2パック
- オリーブオイル 少々
- ピザ用チーズ お好みの量
- 塩こしょう 少々
- ★水 100ml
- ★豆乳 100ml
- ★コンソメ 小さじ1/2
- パセリ 少々
【作り方】
- 玉ねぎはみじん切り、しめじは石づきを取って小房に分け、ベーコンは1cm幅に切る
- フライパンを中火で熱してオリーブオイルをひき、ベーコンを入れて炒め、玉ねぎとしめじを加えてしんなりするまで炒める
- オートミールと★を入れて5分程度煮込む
- チーズと塩こしょうを加えて、チーズがとろけたら器に盛り、パセリをかけたら出来上がり
【ポイント】
・3の工程で煮込むときに、オートミールがスープに浸るようにして煮てください。
肉なしでも満足できる♪オートミールの麻婆豆腐
ひき肉の代わりにオートミールを使ったヘルシーな麻婆豆腐のレシピです。肉なしなので安心。オートミールのもちもち感が満足度を上げてくれます。

【材料(2人分)】
- オートミール 40g
- 豆腐 150g
- 水 50ml
- ネギ 1/2本
- 水溶き片栗粉 大さじ1
- ★豆板醤 小さじ1
- ★甜麺醤 小さじ2
- ★砂糖 小さじ1
- ★酒 小さじ1
- ★鶏ガラスープの素 小さじ1/2
- ★すりおろしニンニク 小さじ1/4
- ★すりおろし生姜 小さじ1/4
- 水 100ml
【作り方】
- オートミールを水50mlに浸し、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する
- ネギはみじん切りにして、豆腐はさいの目切りにする
- 熱したフライパンにオートミールと★の材料を入れて炒める
- 水100mlと豆腐、ネギを加え、中火で2分程度煮る
- 一旦火を止めて、水溶き片栗粉を加えて混ぜ合わせる
- 火をつけて弱火で1分煮て、とろみが出たら出来上がり
【ポイント】
・甜麺醤がない場合は、赤味噌:小さじ2、しょうゆ:小さじ1/4強、砂糖:小さじ1/4強、ごま油:1滴で代用できます。
・オートミールはロールドオーツがオススメ。しっかり噛んでから食べましょう。
野菜も取れる!オートミールのクッパ風リゾット
ピリ辛で体が温まるクッパ風オートミールリゾットのレシピです。野菜をたっぷり入れることでヘルシーにできます。お肉は少なめにするのがポイント。ツナ缶や鶏ひき肉で代用もOK!

【材料(1~2人分)】
- オートミール 30g
- 水 300~400ml
- 玉ねぎ 1/4個
- にんじん 1/6個
- しいたけ 1個
- えのきだけ 1/4株
- ニラ 1/4束
- 豚バラ肉 30g
- キムチ 60g
- ★鶏ガラスープの素 小さじ1
- ★しょうゆ 小さじ1/2
- ★コチュジャン 小さじ1
- ごま油 小さじ1
【作り方】
- 玉ねぎとしいたけはスライスにし、にんじんは細切り、えのきだけとニラ、豚バラ肉は食べやすい大きさに切る
- 熱したフライパンに油をひき、豚バラ肉、玉ねぎ、にんじん、しいたけ、えのきだけを入れて炒める
- 野菜がしんなりしたらキムチを加えてさらに炒め、水を入れて煮立たせる
- ★の材料とオートミールを入れて混ぜ、中火で5分程度煮る
- ニラを入れて混ぜ、ごま油を加えてさらに煮込み、ニラに火が通ったら出来上がり
【ポイント】
・具材はアレンジして楽しめます。
・水の量はお好みで調節してください。
・辛さを抑えたい場合は、コチュジャンを味噌で代用してください。
まとめ:オートミール夜はダメなのには理由があった!食べるなら工夫が必要!
オートミールが夜はダメな理由は、胃腸に負担がかかり、太ってしまう原因になるからです。夜に食べたい場合は、温める、柔らかくする、よく噛むなど、胃腸への負担を減らす工夫をして食べましょう。
さらに、一緒に食べる食材にヘルシーなものを使い、脂質の高いものは少量にすることも大切です。オートミール自体も食べすぎないよう、1日の摂取目安量を守りましょう。
夜はダメと言われるオートミールですが、準備が少なく手軽に食べられるというメリットもあります。忙しい時など、便利なオートミールを上手に取り入れてみてください。