簡単に手作りできるおやつの代表格、クッキーは高カロリーのイメージが強いですが、レシピを工夫するだけで、ぐっと低カロリーになるんですよ。
バターや卵、砂糖を控えめにするだけでダイエットレシピが出来る手軽さが最大の魅力です。それだけじゃなく、買ったクッキーにはない食感や味わいが楽しめます。
Contents
【粉類のみ使用】手作りダイエットクッキーレシピ4選
ダイエットクッキーにはさまざまなレシピがあります。人気のおからパウダーは、小麦粉などより低カロリーで、しかも豊富な栄養素を含んでいるので、クッキー作りに重宝します。
生地のかたさを調整するには水分や粉を足せばいいので簡単です。複数の粉を組み合わせて使うのも、食感や味わいが変わって楽しいですよ。
しっとり食感の「米粉クッキー」
米粉は小麦粉に比べて腹持ちがよいと言われています。ただし糖質が高いため砂糖を使わないダイエットレシピにしています。
しっとりとした独特の噛み応えある食感で、噛むほど味が出るクッキーに焼き上がりますよ。
【材料】
米粉…30g
おからパウダー…20g
水…80cc
ラカント…大さじ3
サラダ油…40g
塩…少々
【作り方】
1)おからパウダーと水を混ぜ常温で1時間おく。
2)1)と米粉、ラカント、塩を混ぜる。サラダ油を加え練りまぜる。
3)生地を伸ばして切り分け、オーブン180℃で20分焼く。
【ポイント】
・サラダ油は少しずつ加えて、生地がぱさつかない程度にまとめましょう。
満足感アップ「おからクッキー」
おからパウダーはお腹の中で水分を吸って膨らむため、ダイエットのサポートにぴったりの食材。また便を柔らかくする効果もあり、排便をスムーズにしますよ。
ほろっと崩れる食感のクッキーに焼き上がるレシピです。
【材料】
おからパウダー…100g
ラカント…30g
卵…1個
バター…30g
豆乳(または牛乳)…50cc
【作り方】
1)おからパウダー、ラカントを混ぜてカットしたバターを加えすり混ぜる。
2)1)に溶き卵を加え混ぜる。豆乳を加え生地がまとまるまで混ぜる。
3)生地を厚さ5mmに伸ばし型抜きし、オーブン170℃で25分焼く。
【ポイント】
・豆乳は少しずつ加えて混ぜ、生地がゆるくなり過ぎないようにしましょう。
・おからパウダーは、糖質が気になるお菓子やパン作りなど、小麦粉の代用品として幅広く使用できます。
香ばしくておいしい「きなこクッキー」
きなこに含まれる大豆オリゴ糖と食物繊維には整腸作用があり、ダイエットレシピに欠かせない食材です。きなこ独特のやさしい甘みと香ばしさを楽しめます。
さっくりした食感のクッキーに焼き上がります。
【材料】
きなこ…10g
薄力粉…15g
片栗粉…15g
ラカント…5g
豆乳…20cc
塩…少々
【作り方】
1)材料を全て混ぜる。
2)生地を厚さ2〜3mmに伸ばし型抜きし、オーブン180℃で7〜8分焼く。
【ポイント】
・きなこの味を生かすために砂糖は入れないのがおすすめです。
材料を混ぜるだけ「しっとりチョコクッキー」
整腸作用のあるココアパウダーとあずきを混ぜて焼くだけの超簡単ダイエットクッキーのレシピです。崩れるようなソフトな食感も楽しめます。
オーブンで低温で焼くのが美味しく仕上げるコツです。
【材料】
ココアパウダー(純ココア)…20g
ゆであずき…20g
水…25cc
【作り方】
1)材料を全て混ぜて、天板にクッキングシートをしきスプーンでで生地を丸く落とす。
2)オーブン160℃で15分焼く。
【ポイント】
・焼き上がりも柔らかく形崩れしやすいので注意しましょう。
・ココアパウダーは甘みやミルクの入っていない純ココアを使用しましょう。
【粉に材料をプラス】手作りダイエットクッキーレシピ6選
クッキーでダイエットレシピを作りやすいのは、ダイエット食材を生地に混ぜ込むだけで、なじませやすいからです。
以下に紹介しているのはダイエット食のかさ増やしの要領で、いずれも小麦粉(薄力粉)と油分を控えめにしたレシピです。
混ぜ込む食材そのものの水分で生地をまとめるレシピもあり、とってもヘルシーですよ。
レンジで簡単「ココアとオートミールのクッキー」
人気のオートミールを使ったダイエットレシピ。ココアパウダーとあわせることで整腸作用の相乗効果がありますよ。
また、レンジだけで作れる時短クッキーレシピなので手軽に始められますよ。
【材料】
オートミール…50g
水…25cc
ココアパウダー(純ココア)…10g
ラカント…20g
【作り方】
1)オートミールと水を混ぜて耐熱皿に入れ、レンジ500Wで1分かけてから、すりつぶす。
2)1)に残りの材料を全て混ぜて、薄く伸ばした生地を切り分ける。
3)レンジ500Wで4〜5分焼く。
【ポイント】
・生地をラップの上に並べてレンジに入れると扱いやすいですよ。
シンプル材料の「ホットケーキミックスのくるみクッキー」
ホットケーキミックスにはあらかじめ糖類が含まれているため、砂糖を足さないでダイエットクッキーを作ることができます。生地にくるみを入れてかさ上げしたレシピです。サクサク食感が楽しめますよ。
【材料】
ホットケーキミックス…100g
無塩バター…30g
くるみ…20g
【作り方】
1)バターは室温で戻し、くるみはオーブンで1分焼き、手で砕く。
2)材料を全て混ぜ、生地を丸めてつぶし、オーブン160℃で20分焼く。
【ポイント】
・くるみの代わりにドライフルーツを入れてもおいしいですよ。
ほのかな香りをプラス「おから紅茶クッキー」
ダイエットレシピに取り入れられるおからパウダーには独特の香りがあり、苦手な人もいるかもしれません。生地に紅茶の葉を加えることで、小麦粉のクッキーレシピと変わりなく楽しめます。
食感は口の中で溶けるような柔らかい仕上がりです。
【材料】
無塩バター…30g
ラカント…20g
紅茶パック…1個
おからパウダー…20g
【作り方】
1)バターを室温に戻し、材料を全て混ぜ入れる。
2)生地を2〜3mmに伸ばし包丁で切り分けて、オーブン180℃で4〜7分焼く。
【ポイント】
・生地が焦げやすいので、オーブン内の様子を見ながら焼くようにしましょう。
フルーツをプラス「おからバナナクッキー」
ダイエットレシピに必要な食物繊維を多く含むバナナ、おからパウダー、豆腐が揃い踏み。しかも砂糖不使用でとってもヘルシーなクッキーです。
バナナのやさしい甘みとソフトな食感を味わえますよ。
【材料】
バナナ…1本
おからパウダー…40g
豆腐…60g
【作り方】
1)材料を全て混ぜ、丸めた生地を押しつぶす。
2)オーブン180℃で30〜35分焼く。
【ポイント】
・豆腐とバナナの水分が多い場合は、おからパウダーを足して生地のかたさを調節しましょう。
野菜をプラス「かぼちゃクッキー」
かぼちゃには老化を防止する抗酸化作用や便秘改善効果があります。バターは少し多めですが、十分ヘルシーなダイエットレシピです。
かぼちゃの濃厚な甘みが引き立つクッキーです。
【材料】
かぼちゃ…60g
無塩バター…60g
ラカント…30g
薄力粉…100g
塩…少々
【作り方】
1)かぼちゃを小さく切りレンジで熱して柔らかくし、つぶして粗熱をとる。
2)バターとラカントをすり混ぜ、かぼちゃと薄力粉を加え、さっくりと混ぜる。
3)生地を厚さ3mmに伸ばして切り分け、オーブン170℃で15分焼く。
【ポイント】
・レンジで熱した後、かぼちゃの水分が多い場合は、キッチンペーパーで包んでおくとよいですよ。
粉を使わない「水煮大豆クッキー」
大豆の水煮は食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにし、食べ過ぎを防ぐ効果がありダイエットに最適。脂肪燃焼効果のあるココナッツオイルを使用して美容効果もアップするクッキーレシピです。
【材料】
水煮大豆…300g
ココナッツオイル(またはバター)…大さじ2
ラカント…大さじ4
塩小さじ…2/3
ごま…適量
【作り方】
1)大豆をマッシャーで潰す。潰し加減はお好みで。
2)ごま、ココナッツオイルを加えて混ぜる。ラカント、塩を加えよく混ぜる。
3)500円玉大に丸めてから四角に整形する。
4)160℃で40〜50分焼く。途中焦げそうなら温度を少し下げる。
【ポイント】
・オーブンで焼いている途中に生地が広がるので平らにしないで四角く整形しましょう。
作りたくなる!ダイエットクッキーはレシピ豊富
最近は健康志向が普及し、ダイエットクッキーも注目されています。レシピを作る際に低カロリーにまとめるには、思い切って味の決め手となる脂質や糖分をカットすることが重要です。
置き換えやかさ増しをうまく取り入れてみましょう。
材料を工夫してダイエット効果をプラス
クッキーを手作りした経験がある人はおわかりの通り、普通のクッキーレシピにはバター、砂糖、卵が欠かせないため、クッキーというと高カロリーを連想します。
しかし、粉は水分と少しの油分があれば、大抵簡単にまとまりますので、少々材料を変えても大丈夫。最近はおからパウダーもスーパーに並んでおり、製菓コーナーにはさまざまな粉が多彩に揃っています。
分量バランスを恐れずにいろいろなダイエットレシピを試してみる価値はありますよ。
低カロリークッキーダイエットのコツ
粉に対して油分の入れ過ぎは、ダイエットしづらくなるだけでなく、生地が固まりづらくなるので注意しましょう。クッキーは総カロリーで1個あたりのカロリーが計算しやすいため、カロリーバランスが取りやすいです。
低カロリーだからといって食べすぎることのないように、レシピのおおよそのカロリーを調べて、1個あたり何カロリーになるのか計算してみるのもいいでしょう。
おのずと食べる量を気にするようになり、ダイエットにつながります。
ダイエット食材でクッキーレシピのイメージが変わる?
10種のダイエットクッキーレシピを紹介しましたが、食材の工夫次第でさまざまに応用できます。また焼き加減と生地の配合で、しっとりからポリポリまで食感も簡単に調整できます。
作り置きにも適しているので、気に入った味をまとめて作るのもよいですね。まずは少ない分量で新たなオリジナルレシピを楽しんでみてはいかがでしょう。