そんな疑問やお悩みを持っていませんか。
本記事は、ゴーヤチャンプルーだけじゃない、ヘルシー痩せと美肌効果が期待できるゴーヤのダイエットレシピ7選と、ゴーヤの苦味を和らげる方法3つをご紹介します。
また、なぜゴーヤがダイエットに効果的なのかを栄養面からも一緒に見ていきましょう。
Contents
ゴーヤレシピのダイエット&健康効果を詳しく解説!
ここでは、なぜゴーヤのレシピがダイエットに役立つのか、栄養面から見ていきましょう。
ポイントは「共役リノール酸」「ビタミンC」「カリウム」の3つの栄養素です。1つずつ、どのような効果があるか解説していきます。
1.リノレン酸
ゴーヤに含まれる「リノレン酸」は体内で「共役リノール酸」へと変化します。
共役リノール酸には、ダイエッターにはとっても嬉しい「脂肪を分解してエネルギーに変える酵素への働き」や「代謝を高めて脂肪燃焼をサポートする効果」「食欲を抑制する効果」があります。そのダイエット効果は大手食品メーカーも注目し、サプリメントを販売するほどです。
共役リノール酸自体は、牛乳やバター、チーズなどの乳製品や牛肉に含まれています。
パプリカ(赤・黄)、ほうれん草
2.ビタミンC
ビタミンCは、抗酸化作用や皮膚のメラニン色素の生成を抑え、紫外線を防ぐ効果をもつ栄養素です。
そのため、肌が美白になったり、アンチエイジングとしての効果に期待ができたりします。ゴーヤレシピでダイエットしながら、これらの効果に期待ができるのは嬉しいですね。
ただ、ビタミンCは水溶性なので、体から出ていきやすい成分です。ダイエットレシピでゴーヤを食べつつ、しっかりビタミンCの効果を実感するためには、一緒にサプリメントも併用するとよいでしょう。
3.カリウム
ダイエットを順調に進めるためには、むくみ対策はぜひしておきたいですね。
その中でもゴーヤに含まれるカリウムは、体内のナトリウムとのバランスを調整してくれます。余分な塩分や水分を出してくれる作用があるため、むくみの予防にとても効果的です。
バナナもカリウムが豊富に含まれれているので、スムージーなどにしてレシピに取り入れるのもおすすめですよ。
とくにダイエット中なのに飲み過ぎてしまった、食べすぎてしまった、次の日には意識してとっていきたい栄養素です。
ゴーヤのおすすめダイエットレシピ4選【常備菜編】
ここではゴーヤを使ったダイエットレシピで、ぜひ覚えておきたい常備菜レシピ4選をご紹介していきます。
作り立てでは、苦味が目立つゴーヤも味が馴染むと、おいしいおかずに大変身!たっぷり作ってヘルシー痩せに役立てましょう。
ヘルシー無限ゴーヤ
ツナとゴーヤのダイエット食材をかけ合わせた無限に食べられるレシピです。常備菜にもぴったり。
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 塩 適量
- 玉ねぎ 1個
- ツナ缶 1缶
- 塩 大さじ1/2
【A】
- 白だし 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- かつお節 1パック(5g)
- 白ごま 小さじ1
【作り方】
- ゴーヤは種とワタを取りのぞき、1〜2㎜の薄切りにする。玉ねぎも薄切りにして水にさらして水気を切っておく。
- 1のゴーヤを塩もみする。5〜10分程度置いてしんなりしたら、水にさらし、キッチンペーパーでしっかり水気を絞る。
- 【A】をボウルに混ぜ合わせ、1の玉ねぎと2のゴーヤ、ツナ缶を汁ごと入れ、あえる。
- 保存容器にいれ、冷蔵庫で3時間ほど味をなじませる。
【ポイント】
塩もみをしっかりして、ゴーヤの苦味をおさえましょう。ゴーヤの苦みが気にならない人は、5㎜くらいの厚さに切ってもOKです。
さっぱりゴーヤのピクルス
ゴーヤを薄切りにして漬物感覚で食べられるレシピです。ゴーヤ×お酢でダイエット効果は倍増!
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 生姜 40g
【A】
- 酢 1カップ
- 砂糖 100g
- 塩 小さじ1.5
- 唐辛子 お好みで
【作り方】
- ゴーヤはたて半分に切って種とワタを取りのぞき、3~5㎜幅に切る。生姜は千切りにする。
- 【A】の材料を小鍋に入れ、砂糖が溶けるまで弱火で加熱する。
- 1と2を耐熱の保存容器にいれる。この時にゴーヤ全体が調味液に浸るようにする。
- 粗熱が取れたら、蓋をして、冷蔵庫でひと晩おく。
【ポイント】
しっかりゴーヤに味を染み込ませるためにも、ひと晩しっかり寝かせましょう。市販のピクルス酢を使えば、もっと手軽に作れます。
ゴーヤとささみの梅肉和え
ささみでたんぱく質、ゴーヤでビタミンCを摂れるダイエット中の女性にぴったりのレシピです。
【材料】
- ゴーヤ 1/2本
- 塩 適量
- 鶏ささみ 2本
- 塩コショウ 適量
- 酒 大さじ1
【A】
- 梅干し 1個
- みりん 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 白すりゴマ 小さじ2
【下準備】
梅干しはタネを抜き、包丁で軽く叩いておく。
【作り方】
- ゴーヤはワタとタネを抜き、3㎜幅に切る。塩でよく揉んでしんなりしたら、熱湯でさっと茹でる。水気はしっかり切る。
- 鶏ささみは筋を取り、塩コショウをする。耐熱皿にのせ、酒をふったらラップをし600w2分加熱する。粗熱が取れたら食べやすい大きさに割いておく。
- 【A】の調味料をボウルに入れよく混ぜ合わせ、さらに1・2を入れ、しっかり和える。
- 保存容器にいれ、冷蔵庫で3時間ほど味をなじませる。
【ポイント】
梅干しの酸味が苦手な人は「はちみつ梅干」を使うと、適度な酸味とまろやかな甘みになるのでおすすめです。
ゴーヤのチーズチップス
ゴーヤにひと手間加えると、お子さんでも食べられるレシピになります。ダイエット中なのでチーズは控えめに。
【材料】
- ゴーヤ 1/2本
- 塩 適量
- ミックスチーズ 30g
- 粗びき黒コショウ 少々
【作り方】
- ゴーヤはワタとタネを抜き、2㎜幅に輪切りにする。
- 1を重ならないように並べ、まんべんなく塩をふり、しんなりするまで5分程度おく。
- 2から出てきた水分をキッチンペーパーでおさえ、フライパンの上に重ならないように並べる。(テフロン加工のものがよい)ゴーヤの穴にミックスチーズを入れ、粗びき黒こしょうをふる
- 弱火でチーズがきつね色になるまで焼く。片面が焼けたらひっくり返して両面のチーズがカリッとするまで焼く。
【ポイント】
ゴーヤチップスなので、カリッとした食感が大切です。焦らずじっくり弱火で焼いていきましょう。
ゴーヤのおすすめダイエットレシピ3選【主菜編】
次にゴーヤをガッツリ食べられる、主菜のダイエットレシピをご紹介します。普段の食卓のおかずだけではなく、お弁当のおかずにもぜひ活躍させてくださいね。
ゴーヤと豚肉の天ぷら
ゴーヤの栄養価は油と相性抜群。豚肉と少ない油で揚焼きしたダイエット向けのレシピです。
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 豚もも薄切り肉 100g
- 塩 適量
- 酒 大さじ1
- オイスターソース 大さじ½
- 溶き卵 1/2
- 小麦粉 50g
- サラダ油 適量
【作り方】
- ゴーヤは半分に切ってワタとタネを抜き、3㎜にスライスする。塩をふり、しんなりするまで10分おいて水気を絞る。
- 豚肉はひと口大に切り、酒、オイスターソースで下味をつける。
- ボウルに溶き卵と小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。そこに1、2を入れて、衣が全体につくように混ぜる。
- フライパンに2cmくらいの高さに油を入れ、スプーンですくった3を入れ、上下を返しながら揚げる。
【ポイント】
塩やレモンをふって食べるのもOK!油はしっかり切って余分なカロリーはしっかりカットしましょう。
ゴーヤの肉づめ
わたをとったゴーヤを輪切りにしてかわいい見た目に大変身!ダイエットレシピと思えない味はリピート確実です。
【作り方】
- ゴーヤー 1本
- 豚ひき肉 180g
- 片栗粉 小さじ1
- おろしにんにく 小さじ1/4
- しょうが 小さじ1/4
- 塩 少々
- 片栗粉 適量
- サラダ油 適量
【A】
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- しょう油 大さじ1
【作り方】
- ゴーヤはワタとタネを抜き、1cm幅の輪切りにする。
- 豚ひき肉と片栗粉、おろしにんにく、しょうが、塩を、ねばりが出るまでよく混ぜる。
- 1にまんべんなく(内側まで)片栗粉をふり、2の肉だねを詰めていく。
- フライパンにサラダ油をしき、中火で焼いていく。片面が焼けたらひっくり返し、水を50cc(分量外)入れて、蓋をして弱火で5分焼いていく。しっかり焼けたら【A】を加え、全体にからませる。
【ポイント】
肉だねは焼くと縮むので、少し多めにしっかり詰めるのがポイントです。片栗粉もしっかり振ると、ギュッと詰まったゴーヤの肉詰めになります。
ゴーヤと海老のアーリオオーリオ
ゴーヤの苦味はガッツリ。にんにくと唐辛子でパンチを効かせたダイエットレシピです。
【材料】
- ゴーヤ 1/2本
- バナメイエビ 100g
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ2
- 鷹の爪 1本
- 塩コショウ 適量
【下準備】
- バナメイエビは背ワタを抜いて、塩と片栗粉(分量外)でしっかり揉んで水で流し、水分を拭いておく。
- 鷹の爪は半分にちぎり、中のタネを取り除いておく。
【作り方】
- ゴーヤはワタとタネを抜き、半分に切って5㎜幅のスライスにする。にんにくはみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと鷹の爪を入れ、香りがたつまで弱火で熱する。
- 香りがたってきたら、ゴーヤとエビを入れて中火にして炒めていく。
- 仕上げに塩コショウで味付けをする。
【ポイント】
辛いのが好きな方は、唐辛子を種ごと入れてもOKです。にんにくのみじん切りで手のニオイが気になる方は、ガーリックプレスを使いましょう。
ダイエットレシピでいっぱい食べたい!ゴーヤの苦味を少なくする3つの技とは?
ゴーヤをたっぷり食べるために、苦味をできるだけ減らしたい!と思っていませんか。ここでは、ほんのひと手間かけるだけで、ゴーヤの苦味がグンと減らせるテクニックを3つご紹介していきます。
1.色がやや薄く、いぼが大きめのものを選ぶ
ゴーヤは緑色が濃く、外側のいぼが小さく目の詰まったものが苦いとされています。厚めに切って調理する時には、この特徴を持ったゴーヤは避けたほうがよいかもしれません。
どうしても苦味に耐えられない場合や生食で食べるレシピの場合は「白ゴーヤ」という苦味がまろやかな品種があるので、そちらを活用してみるのもよいでしょう。
2.塩と砂糖でもむ
ゴーヤに塩や砂糖をまぶして時間を置くと、ゴーヤから水分が出てきます。レシピにない場合は、このひと手間を加えることでゴーヤ自体に下味がきちんと付き、苦味がすこし和らぐのです。
その後、ゴーヤを炒めたりや揚げたりする場合はしっかり水分を取りのぞいておきましょう。しっかり水分をふき取っておけば、調理中の油はねの心配がありません。
3.水にさらす・熱湯でさっとゆでる
ゴーヤの苦味成分のモモルデシンは、水溶性なので水に解け出しやすい成分です。そのため、苦味をしっかり抜くためには水にさらすか、熱湯で湯がく方法が最も有効でしょう。
ただ、ゴーヤの持つビタミンCの成分も同じように水に溶けだしやすいため、ダイエットをしつつ、ビタミンCもしっかり摂取したいと思っている方は、そのまま食べるようにしましょう。
ゴーヤのダイエットレシピでヘルシー痩せと美肌をかなえよう!
本記事は、ヘルシー痩せや美肌効果が期待できるゴーヤのダイエットレシピ7選をご紹介しました。
ゴーヤチャンプルーだけじゃないサラダや炒め物など、さまざまなゴーヤのレシピがありましたね。また、ダイエット中に役立つゴーヤの栄養成分や、ゴーヤレシピを作る時に取り入れたい苦味を和らげる方法も一緒にご紹介しました。
暑い季節や沖縄を訪れた時にしか、なかなか口にしない食べないゴーヤですが、積極的にレシピに取り入れてダイエットするアイテムとしてぜひ役立ててくださいね。