温野菜ダイエット厳選レシピ3選|ラク痩せ食材も完全レクチャー
温野菜を食べてヘルシーに痩せたい!
生野菜は苦手だけど、ダイエットで野菜は食べておきたい…

そんな疑問にお答えします。

温野菜は食べ応えや食材のバリエーションを考えると、サラダより色々な野菜を取り入れやすいためダイエット向きのメニューと言えるでしょう。

ただ、温野菜は味がシンプルなため、食べる時にドレッシングをたくさんかけたり、チョイスする野菜が偏ったりすると、かえって痩せない原因になってしまうかもしれません。

そこで本記事は、温野菜ダイエットで使えるヘルシーなレシピ3選と、温野菜を食べる時にぜひ取り入れてほしい食材を中心にご紹介します。

温野菜ダイエットレシピに絶対入れたい!キレイ痩せおすすめ野菜はコレ!

温野菜ダイエットレシピに絶対入れたい!キレイ痩せおすすめ野菜はコレ!

温野菜ダイエットでは、決まった野菜の制限はないので色々な種類の野菜をレシピに取り入れられますここでは、特にダイエット効果が高く、キレイ痩せを目指せるおすすめ野菜を3つご紹介します。

1.枝豆&ブロッコリー

枝豆とブロッコリーは「たんぱく質」が他の野菜に比べて多く含まれています。

豆類とブロッコリーのタンパク質量(可食部100gあたり)
  • 枝豆 11.7g
  • ブロッコリー 6.6g

参考|文部科学省 食品成分データベース

たんぱく質は筋肉量の増加に大きく関わる栄養素で、痩せやすい体づくりには不可欠です。

ファスティングなどを経験して基礎代謝が下がっている方最近痩せづらいと感じている方は、ぜひ枝豆とブロッコリーを温野菜で食べつつ、こまめに体を動かすことからはじめてみましょう。

2.きのこ類

きのこ類は、ダイエット中に不足しがちな「食物繊維」を摂取するのに大いに役立ちます。

主なキノコ類の食物繊維量(可食部100gあたり)
  • しいたけ 4.9g
  • エリンギ 3.4g
  • しめじ 3.0g

参考|文部科学省 食品成分データベース

食物繊維が不足していると便秘や肌荒れの原因になり、便もスムーズに排出されないため体重も停滞しがちです。ダイエットが思うように進まない方は、もしかしたら便秘が原因かもしれませんよ。

これらを防ぐためにも低カロリーで食物繊維がたっぷりなきのこ類を、ぜひ温野菜のレシピに加えてみましょう。

3.さつまいも

さつまいもには、むくみを改善してくれる「カリウム」や美肌には欠かせない「ビタミンC」が豊富に含まれています。また、体のエネルギー源となる「糖質」も含まれているため、ダイエット食材として非常に優秀です。

さつまいもの栄養素(皮付き・生・可食部100gあたり)
  • エネルギー 127kcal
  • カリウム 380g
  • ビタミンC 25g
  • 炭水化物 33.1g
  • 食物繊維 2.8g

参考|文部科学省 食品成分データベース

「糖質は控えたいけど、お腹がすいてしまう」という方は、温野菜ダイエットのレシピにさつまいもを取り入れてみましょう。適度な糖質を食事に取り入れられるため、健康的にダイエットを進められます。

食物繊維もしっかり摂りたい方は、皮付きのまま食べましょう。

温野菜ダイエット|ヘルシー痩せレシピ3選

温野菜ダイエット|ヘルシー痩せレシピ3選

ここでは、サラダだけになりがちな「温野菜」のダイエットレシピのバリエーションをご紹介します。基本的にレシピにでてくる野菜は、量を増やしたり、別の野菜にアレンジしてもOKです。

温野菜ポッサム

茹でた豚バラ肉を巻いて食べるポッサムを、温野菜をベースにダイエットレシピにアレンジしました。たんぱく質もしっかり摂れる大満足メニューです。

温野菜ポッサムのレシピ
温野菜ポッサム


【材料】
2人前

  • 豚ヒレブロック 400g
  • 塩こうじ 大さじ2
  • すりおろしにんにく 小さじ1/2
  • レンコン 100g
  • にんじん 1/2本
  • 小松菜 1/2束
  • もやし 1袋
  • 長ネギ 1/2本
  • レタス(またはサンチュ)適量

【A】

  • コチュジャン大さじ2
  • 合わせ味噌大さじ1
  • ごま油大さじ1/2
  • ハチミツ小さじ2

【作り方】

  1. 豚ヒレブロックに塩こうじとすりおろしにんにくをすりこみ、冷蔵庫で30分〜ひと晩寝かす。寝かせた豚ヒレブロックは、5㎜幅にスライスする。
  2. レンコンはいちょう切りにスライスして、水にさらす。にんじんは短冊切り、小松菜はざく切りにする。長ネギは白髪ねぎにして水にさらす。
  3. 【A】をよく混ぜ、タレを作る。
  4. 蒸し器にもやし、レンコン、にんじん、小松菜を入れ、その上に豚ヒレブロックを重ねる。そのまま、豚肉に火が入るまで10分ほど中火で蒸す。
  5. レタスやサンチュに蒸しあがった4と3をのせ、白髪ねぎと一緒に巻いて食べる。

【ポイント】
豚バラはダイエット中では要注意食材。代わりに豚ヒレブロックでヘルシーに仕上げました。豚肉を蒸し過ぎると、肉が硬くなってしまうので注意しましょう。

温野菜~オニオングラタンスープ風~

玉ねぎ1個を丸々使った、食べ応えのあるダイエットレシピ版オニオングラタンスープです。電子レンジで簡単に作れるので、時間がない時にもぴったりです。

温野菜~オニオングラタンスープ風のレシピ
温野菜~オニオングラタンスープ風~


【材料】
2人前

  • 玉ねぎ 1個(大きめ)
  • ブロッコリー 1/2個
  • まいたけ 50g
  • 厚切りベーコン 30g
  • 水 300cc
  • コンソメ 1個
  • 粉チーズ 適量
  • ブラックペッパー 適量

【作り方】

  1. 玉ねぎの皮をむき、半分くらいの深さまで十字に切り込みを入れる。ラップに包み、電子レンジで5分加熱する。
  2. ベーコンは食べやすい大きさに切る。ブロッコリーは小房に切る。まいたけは食べやすい大きさに割く。
  3. 大きめの耐熱ボウルに水とコンソメ、1、2を入れ、ラップをして3〜5分加熱する。
  4. 玉ねぎは半分に切り分け、それぞれの皿に盛り付ける。仕上げに粉チーズとブラックペッパーを振りかける。

【ポイント】
作りたては玉ねぎ本来の甘みを楽しめますが、1度冷ますと玉ねぎにコンソメの味が馴染むため、また違ったおいしさになりますよ。みずみずしい新玉ねぎで作るのもおすすめです。

温野菜バーニャカウダー

生野菜をディップして食べるバーニャカウダー。温野菜で食べてみるもの「アリかも」と思わせてくれるとっておきのダイエットレシピです。

温野菜バーニャカウダーのレシピ
温野菜バーニャカウダー


【材料】
2人前

  • ブロッコリー 1/2個
  • カリフラワー 1/2個
  • パプリカ(赤・黄) 各1/2個
  • アスパラガス 1束
  • ゴボウ 1/2本
  • さつまいも 100g

【A】

  • アンチョビフィレ 3枚
  • 生クリーム 100cc
  • オリーブオイル 大さじ1
  • すりおろしニンニク 小さじ1

【作り方】

  1. ブロッコリー、カリフラワーは小房に分ける。パプリカとアスパラガスは食べやすい大きさに切る。ゴボウは長めの乱切りにする。さつまいもは少し厚めの輪切りにし、水にさらす。
  2. 1の野菜をスチーマーや蒸し器で火を通す。
  3. アンチョビを細かく叩く。鍋に【A】の食材を全て入れ、よく混ぜながら弱火で火にかける。ソースが温まり、少しとろみが出たら火を止める。
  4. 器に3の野菜を盛り、あたたかい4のソースを添える。

【ポイント】
ソースも野菜もあたたかい状態で食べたほうがよりおいしく感じられます。バーニャカウダーソースの準備が大変だな、と思う方は出来上がっているもので代用してもOKです。

温野菜ダイエット|絶品ドレッシングレシピ3選|

温野菜ダイエット|絶品ドレッシングレシピ3選|

シンプルな素材の味を楽しむ温野菜。飽きずに食べ続けるためには、ドレッシングの存在は不可欠です。

ただ、市販品のドレッシングは脂質や糖質が多く使われているため、できればヘルシーなドレッシングを自作できたら嬉しいですよね。

ここでは、温野菜ダイエットの手助けになる絶品ドレッシングのレシピを3つをご紹介します。

マリネ風ドレッシング

カブやにんじん、アスパラガスなどの温野菜に合う、酸味のきいたドレッシングのレシピです。エビやホタテなど海鮮と合わせると、ダイエットにぴったりなデリサラダが楽しめます。

マリネ風ドレッシングのレシピ
マリネ風ドレッシング

【材料】

  • 白ワインビネガー 大さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1/2
  • 砂糖 ひとつまみ
  • 塩 ひとつまみ
  • コショウ ひとつまみ

【作り方】

  1. 材料をボウルに入れ、全体が良く混ざるようによくかき混ぜる。砂糖と塩がしっかり溶けたらできあがり。

【ポイント】
コショウは粗びきの黒こしょうを使うと、見た目もよく味がピリッと引き締まるのでおすすめです。

マヨポンドレッシング

マヨネーズ×ポン酢を合わせた、和風テイストでどんな温野菜でもぺろりと食べられてしまえるドレッシングです。特にゴボウやレンコンといったダイエット効果の高い根菜類との相性は抜群です。

マヨポンドレッシングのレシピ
マヨポンドレッシング

【材料】

  • ポン酢 大さじ3
  • マヨネーズ 大さじ1(12g)
  • 白すりごま 小さじ1/2

【作り方】

  1. ボウルにマヨネーズを入れ、ポン酢を2〜3回に分けて少しずつ馴染ませながら混ぜる
  2. 全体が良く混ざったら、白すりごまを入れ、よく混ぜる。

【ポイント】
マヨネーズは脂質が多い調味料です。摂取しすぎないようにカロリーハーフや脂質がカットされたものを使うのが良いでしょう。

麻辣ドレッシング

山椒とラー油の違った辛さを活かしたドレッシングのレシピです。温野菜はもちろん、蒸し鶏と合わせて食べてもとってもおいしいですよ。

麻辣ドレッシングのレシピ
麻辣ドレッシング

【材料】

  • しょうゆ 大さじ1
  • 酢 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • ラー油 小さじ1
  • 山椒 少々
  • すりおろしニンニク 小さじ1

【作り方】

  1. 材料をボウルに入れ、全体が良く混ざるようによくかき混ぜる。砂糖がしっかり溶けたらできあがり。

【ポイント】
山椒とラー油の量はお好みで量を調節してください。ひと味欲しい時は、長ネギのみじん切りや砕いたナッツをトッピングすると、さらにおいしくなります。

温野菜ダイエットをレシピで取り入れるメリットとデメリット

温野菜ダイエットをレシピで取り入れるメリットとデメリット

温野菜ダイエットをするにあたって、メリットとデメリットを知っておくのは、とても大切です。

事前に知っておくことでメリットは存分に生かせる上、デメリットは対策を立てられるのでダイエットの失敗も防げるでしょう。

これから温野菜ダイエットをはじめる人も継続していきたい人も、ぜひチェックしてレシピに取り入れてみてくださいね。

温野菜ダイエットのメリット

温野菜ダイエットのメリットは3つあります。

  • 大きな手間をかけず切り置き、作り置きが可能
  • 野菜のバリエーションが豊富
  • 体を冷やす野菜がベースではない

なぜ、この3つの理由が温野菜ダイエットのメリットになるのか詳しく見ていきましょう。

メリット1:切り置き、作り置きが可能

温野菜は野菜を事前に切っておけばスチーマーなどを使って、あっという間に食事の準備が済んでしまいます。

また、先に温野菜を作っておけば軽くレンジアップするだけで、作り置きの温野菜サラダとしても活躍しますし、冷凍保存すれば長期間の保存も可能です。

忙しくてダイエットのレシピを作る時間がとれない、という方にも取り組みやすいと言えるでしょう。

メリット2:野菜のバリエーションが豊富

生野菜サラダにするとある程度食べられる範囲の野菜は限られてきますが、温野菜にすれば今日食べたい野菜や旬の野菜を、日替わりで楽しむことが可能です。

温野菜にするとおいしい旬の野菜

:菜花・スナップエンドウ・タケノコ・アスパラガス
:トマト・ピーマン・ゴーヤ・トウモロコシ
:きのこ・さつまいも・さといも・ゴボウ
:カブ・レンコン・ホウレンソウ・春菊

メリット3:体を冷やす野菜がベースではない

ダイエットに冷えは禁物です。生野菜のサラダは主にきゅうりやトマト、レタスなど体を冷やす野菜がベースとなっているため、ダイエット期間中に食べ過ぎるのはあまり良くありません。

一方で、体を温める作用のある野菜は、にんじん・ゴボウ・レンコン・カボチャ・玉ねぎなどです。温野菜にするとおいしい野菜ばかりなのでぜひ、この野菜をレシピに取り入れてみてくださいね。

温野菜ダイエットのデメリット

一方で、温野菜ダイエットのデメリットは2つあります。

  • 脂質の多い調味料をかけすぎるとかえってダイエットの妨げになる
  • 糖質の多い野菜に炭水化物を合わせると糖質過多になってしまう

ただ、この2つのデメリットも対策を立てたり知識を入れたりすれば、デメリットに打ち勝てますよ。その方法も確認していきましょう。

デメリット1:脂質の多い調味料は使い過ぎるとダイエットの妨げに

温野菜を食べる時によく登場するドレッシングは種類によっては脂質がたっぷり含まれているのを知っていますか?

特にこってり味の濃い「シーザードレッシング」「胡麻ドレッシング」は脂質が多く含まれています。これらの調味料はカロリーオーバーや脂質過多になりやすく、ダイエットの妨げの原因になるので注意してくださいね。

温野菜を食べる時は、なるべくノンオイルドレッシングやポン酢など、脂質が少ないものを選ぶのがおすすめです。

最近では種類も増え、スーパーでも簡単に手に入ります。いくつか種類を買っておくと味にも飽きることがありません。

デメリット2:野菜によっては「糖質過多」になる

野菜の糖質は、米やパン、麺類に比べて100gあたりの糖質量は少ないものが多いです。

ただ、ゆるくダイエットを進めている方やキープ期間で「ご飯+温野菜」といった食事をしている方は、食べる野菜によっては食事内容が「糖質過多」になりやすくなるので注意しましょう。

糖質の多い野菜と炭水化物を食べ合わせる時は、どちらか一方を減らした献立やレシピにして食事内容を決めてくださいね。

糖質が多く含まれる野菜

さつまいも、かぼちゃ、とうもろこし、じゃがいも、ごぼう、れんこん、里いも など…

温野菜のダイエットレシピを味方にして今日からヘルシー痩せを目指そう!

温野菜のダイエットレシピを味方にして今日からヘルシー痩せを目指そう!

本記事は温野菜ダイエットのレシピを中心に、おすすめの食材や温野菜ダイエットのメリット・デメリットについてご紹介しました。

蒸して食べるだけだった温野菜のレシピに、新たなバリエーションは増えたでしょうか。

温野菜は、野菜の組み合わせや調味料などで、色々な味付けが楽しめるのがメリットです。ただ、選択によっては脂質オーバーや糖質オーバーになり、ダイエットの妨げになるため注意してくださいね。

これから温野菜ダイエットを始める人も、まだまだ続ける人も、この記事の知識を生かしておいしく楽しく「ヘルシー痩せ」を目指していきましょう。

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