牛乳で尿酸値を下げることができる?いつ飲めばいい?【レシピも紹介】
のん
尿酸値を下げることのできる食品って何があるのかな…?牛乳も効果があるって本当?効果的な飲み方とか、タイミングとかってあるのかな…?

そんな疑問に答えます。

本記事を開いて頂いたみなさまは、恐らく尿酸値を気にされているのだろうと思います。実は、筆者も少し前まで尿酸値が8もあり、、医者からはすぐにでも対策をしないと痛風や結石になるよ!と脅かされていました。


そんな中で、筆者もあれこれ必死で調べ、経験のある方に話を聞き…、効果があるかもしれないものは、片っ端から試していったところ、なんと、半年ほどで尿酸値を7まで下げることができた経験があります。

少しでも、同じお悩みを抱えてらっしゃる方の参考になればと思い、本記事を執筆させて頂きます。

牛乳で尿酸値を下げることができる?いつ飲めばいい?

牛乳で尿酸値を下げることができる?いつ飲めばいい?

尿酸値対策になる牛乳の効果とは?

牛乳を飲むことで、血液中に存在する尿酸を体外に排出しやすくなるため、結果として尿酸値を下げることが可能です。


これは、牛乳の中に含まれる「カゼイン」というタンパク質(牛乳の中に含まれるタンパク質の約8割くらいがカゼイン)による効果といわれています。この「カゼイン」は、牛乳以外の乳製品(ヨーグルト、チーズ等)にも含まれており、それらを適量、毎日継続して摂取することにより、尿酸値が上がりにくい体づくりをしていくことができます。


また、アメリカの「マサチューセッツ内科外科学会」が発行している「The New England Journal of Medicine」(世界で最も権威ある総合医学雑誌といわれています)において、12年間にわたり、延べ47,150人対して行われた研究では、牛乳を1日コップ1杯飲むことを続けていれば、痛風の発症率が約43%も下がる、という研究結果が出されています。


痛風が発症する尿酸値のボーダーは人によってもマチマチですので、この点は一概には言えないかもしれませんが、こうした研究も行われるほど、牛乳の尿酸値排出効果は世界的に注目されているものだといえます。

他の乳製品による尿酸値対策については別記事にまとめていますので、もしご興味のある方は、そちらもご覧ください。

牛乳はいつ飲めば尿酸値対策に効果的?

"尿酸値対策の点"、だけから言えば、効果的なタイミングというのはありません。いつ飲んでも効果が期待できます。


ただ、折角、体にいい牛乳を飲むのであれば、尿酸値対策以外の効果も得られた方がうれしい!という方は、少しだけ飲むタイミングを考えてもよいかもしれません。


【朝に飲んだ場合】
睡眠の質が改善される可能性がある(継続的に習慣づけて飲む必要があるようです)、と言われています。これは、牛乳に含まれる「L-トリプトファン」による効果で、朝に牛乳を飲むことで、快適な睡眠に必要な成分(その一つがトリプトファンです)が十分に体に蓄えられるからだと考えられています。


【夜に飲んだ場合】
カルシウムの効果により、骨や骨格の形成が促進されるといわれています。特に、これから背を伸ばしていきたい小さなお子さんや、骨が徐々に弱っていってしまう中高齢の方にはベストな摂取タイミングだと思われます。


【運動後に飲んだ場合】
プロテインを飲むのと同様に、筋肉量を増やす効果があります。運動をすることが多い方は、折角なら運動後のタイミングを見計らって牛乳を飲んだほうがいいかもしれません。


ミルメークってご存じですか?愛知の会社が作っているんですが、簡単にコーヒーミルク(風)、イチゴミルク(風)なドリンクが作れるので、牛乳が苦手な方でも飲めるようになると思いますよ。愛知では給食でも出されたりするので、愛知県民で知らない人は多分いないくらい有名なんですが、他府県の方だともしかしたら見たことない方もいらっしゃるかもしれませんね…(笑)

明治TANPACTミルク 200ml ×24本


乳タンパクが豊富に含まれた牛乳なんかもあったりします。カゼインも乳タンパクですので、尿酸値対策を行う方には、折角ならタンパク質の多く含まれた牛乳を飲まれた方がいいと思います。ちなみに、筆者も何度か飲んだことがあるのですが、味は普通のミルク(低脂肪乳)と変わりありませんので、飲みやすいですよ。


あとはこれも筆者的にはおすすめです。ロングライフ(約2ヶ月常温保存可能)の牛乳です。牛乳で2ヶ月常温保存可能なのはすごくないですか?味は…?と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、牛乳特有のクセが通常の牛乳より少なくすごく飲みやすいですよ。冷蔵保存の牛乳と比べると確かに割高なんですが、どうしてもっとこれが普及しないのかなぁ…と筆者はいつも思っています。そのくらいおすすめです(笑)

牛乳を使ったおすすめレシピ@尿酸値対策

牛乳を使ったおすすめレシピ@尿酸値対策

尿酸値を下げることが目的ですので、牛乳をしっかりと使えるような(もちろん味もおいしい)レシピを厳選してご紹介します!

尿酸値ふっとびレシピ1:牛乳たっぷり濃厚クリームシチュー

尿酸値ふっとびレシピ1:牛乳たっぷり濃厚クリームシチュー

【材料(2人分)】
・鶏もも肉:200g
・玉ねぎ:半分(1/2個)
・ジャガイモ:半分(1/2個)
・にんじん:1/2本
・バター:20g
・白ワイン:大さじ1
・薄力粉:大さじ2
・水:200ml
・牛乳:200ml
・コンソメ:小さじ1
・ピザチーズ:適量
・粉チーズ:適量

【作り方】
1.ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを、皮をむいて一口サイズの大きさに切り分けます。
2.鶏もも肉も、食べやすい大きさ(一口サイズ)に切ります。
3.フライパンを中火にかけ、温めながらバターを入れて溶かします。
4.バターが少し溶けてきたころ合いで玉ねぎを入れて、少し透明になるまで炒めます。
5.白ワインと鶏もも肉を入れて、肉に火が通るまで炒めます。
6.ジャガイモとニンジンを加え、そこに薄力粉と塩コショウ(適量)を加えて炒め、粉ぽさがなくなってきたら水を加えて煮込みます(弱火で約10分ほど)。
7.牛乳とコンソメを加えて混ぜて、とろみがついてきたら、ピザチーズと粉チーズを加え、さらに弱火で加熱します。
8.チーズの固形部分がなくなり、全体がなじんだら完成です!好みでパセリなどを添えると見た目も綺麗になります。

【コメント】
筆者は、鶏肉を使ったクリームシチューが大好物です!30分くらいの時間があれば作りますし、たっぷり牛乳も使えますのでおすすめですよ。

尿酸値ふっとびレシピ2:牛乳たっぷりカルボナーラ

尿酸値ふっとびレシピ2:牛乳たっぷりカルボナーラ

【材料(1人分)】
・スパゲッティー:100g
・ベーコン:80g
・牛乳:150ml
・卵黄(Mサイズ):3個
・コンソメ:小さじ2
・粉チーズ:大さじ2
・バター:20g
・オリーブオイル:大さじ1

【作り方】
1.鍋でたっぷりのお湯を沸かし、少し塩味がする程度の塩(分量外)と、オリーブオイルを入れます。
2.お湯が沸騰したら、スパゲッティーを投入し、好みの硬さ(より若干手前くらい)に茹でます。
3.フライパンを中火で熱したらバターを加え、溶かします。
4.バターが少し溶け始めたら、食べやすい大きさにスライスしたベーコンを加え、焼き色をつけます。
5.茹であがったスパゲッティーと牛乳、コンソメ、粉チーズを加えて中火で混ぜ合わせます。
6.全体が混ぜ合わせられたら火を止めてから、卵黄(2個)を投入し、さらに混ぜ合わせます。
7.お皿に盛ったら、卵黄(1個)を中央に乗せ、黒コショウをかければ完成です!

【コメント】
カルボナーラのコツは、卵黄を加えるときには、必ず火を止めること。温度が高すぎると卵がボロボロになってしまいます…。カルボナーラもしっかりと牛乳が使えて案外手軽に食べられるおすすめレシピです。

まとめ

以上、牛乳を使った尿酸値対策についての記事となります。


牛乳はすごく身近な食材なんですが、飲まない人は飲まないものですので、意識して日常生活に取り入れることが大切になってきます。

経験者として言えることは、尿酸値を下げるコツは、自分に合った、続けやすいことから継続的に取り組む、ということです。


少しでも、皆さんのお悩みの解消に役立つ記事となりましたら幸いです('-'*)

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