オートミールともち麦。どちらも健康志向の高い方やダイエット中の方に人気の食材です。
オートミールはさまざまなレシピが紹介されていますし、もち麦はコンビニおにぎりなどでも人気ですよね。
オートミールともち麦を比較した場合、なにがどう違って、どっちが痩せるのか、調査してみました。
Contents
オートミールともち麦を比較!なにが違う?
オートミールともち麦は何が違うのか、比較してみました。
オートミールの原料は燕麦・オーツ麦と呼ばれる麦です。製法が違う一部を除き一旦加熱し加工しているため、そのままでも食べられます。
しかしモソモソとして食べにくいので、お湯や牛乳などでふやかして食べるのが一般的。味にはクセがなく、ほんのり香ばしい香りがします。
もち麦と比較して、加熱時間が短く調理法も多いのが特徴。離乳食にも使えるため、幅広い世代に好まれています。
もち麦は大麦の一種です。消化スピードが遅いため、腹持ちは抜群。もち麦は一般的にご飯に混ぜて炊飯するため、調理時間は長めです。
食感はもちもち、プチプチとしています。主にご飯に混ぜて主食として食べられるので、比較的継続しやすいでしょう。
またもち麦に含まれる大麦β-グルカンは、腸内の善玉菌のエサになります。美味しく食べるだけで腸内環境が整えられ、自然と痩せやすい体に近づきます。
オートミールともち麦の栄養を比較!
オートミールともち麦、比較したときに何がどう違うのか、栄養の面から見ていきましょう。
オートミール(30g) | もち麦(30g) | |
---|---|---|
カロリー | 105kcal | 102kcal |
たんぱく質 | 4.1g | 2.9g |
脂質 | 1.7g | 0.5g |
糖質 | 17.9g | 19.6g |
食物繊維 | 2.8g | 3.8g |
オートミールともち麦の主要な栄養素を比較した場合、あまり大きな差は見られません。そのためどっちが痩せるか、どっちが健康的かは甲乙つけがたいのです。
- カロリーはオートミールの方がほんの少し高め
- たんぱく質はオートミールの方が多く含まれている
- 脂質が低いのはもち麦
- 糖質が低いのはオートミール
- 食物繊維はもち麦の方が多い
糖質を控えつつたんぱく質を多めに摂りたい方はオートミールを、脂質を控え食物繊維を多めに摂りたい方はもち麦を選ぶとよいでしょう。
微々たる差ではありますが、この小さな差を意識することでダイエットへの意識も高まるのではないでしょうか。
オートミールVSもち麦!どっちが痩せる?
どっちが痩せるか、どっちが健康的かは甲乙つけがたいと言いましたが、ここで実際に痩せた方の口コミを見て比較してみましょう。
オートミールで痩せた人の口コミ
オートミールに加え、たんぱく質等を意識。これがダイエットにとって重要であることは、疑いようがありません。
オートミールの他に、鶏肉や白身魚でたんぱく質を、海藻類やきのこ類で食物繊維を摂ることでダイエット効果を得やすくなります。
単純に白米などの主食とオートミールを比較するのではなく、日頃からバランスの良い食事が大切ですね。
もち麦で痩せた人の口コミ
もち麦は白米に混ぜて炊くことが多く、主食のカロリーを減らせます。そのため、普段と変わらない食事をしていてもカロリーカットできるんですね。
主食として食べる際、オートミールと比較してよりお米に近い形で食べられます。どうしても白米がやめられないという方は、もち麦を使ってみるとよいでしょう。
どっちが痩せるかは体質や太り方による
オートミールともち麦を比較してどっちが痩せるかは、人それぞれです。脂質をため込みやすい体質なのか、糖質を摂りすぎているのかなどでも変わるでしょう。
またどっちを選ぶにしても、合わせるおかずや味付けにも気を配りましょう。さらに甘すぎる味付けや揚げ物などは控えた方がよいでしょう。
鶏むね肉や鮭、卵などたんぱく質を多く含み、脂質の少ない食材を摂取することも大切です。
オートミールともち麦の食べ方を比較!
似ているようで違うオートミールともち麦。おすすめの食べ方を比較しても、同じようで違うんです。
オートミールのおすすめの食べ方
オートミールはリゾットのように、あるいは米化と呼ばれる調理法がおすすめ。電子レンジで簡単に調理でき、もち麦のように炊飯に時間を取られることもありません。
調理にあまり時間をかけたくない人にピッタリです。
- 電子レンジ600wで1分加熱する
- スライスチーズを乗せて30秒加熱する
- お好みでブラックペッパーなどをかける
素材を準備するところから始めても、5分もあればとろとろのチーズリゾットができます。たんぱく質も摂れて低糖質。朝ご飯にもピッタリです。
- オートミール(ロールドオーツ)30gと水50ccを入れる
- 電子レンジ600wで1分~1分20秒加熱する
オートミールがまるでお米のような食感に。そのまま主食代わりにしてもいいですが、チャーハンにしたり卵かけご飯にしたりするなどのバリエーションも楽しめますよ。
もち麦のおすすめの食べ方
基本的にもち麦は、白米と混ぜて炊飯します。白米2合につきもち麦を100gと水をプラス200cc入れて炊飯すると、3割もち麦ご飯になります。
- 白米2合を研ぎ、通常の通りの水加減にする
- もち麦100gと水200ccを加える
- 炊飯する
3割もち麦ご飯は、もち麦ご飯に慣れていない人でも比較的食べやすく、もち麦初心者さんにもおすすめです。
もち麦に慣れてきたら、もち麦の分量を増やしてもよいでしょう。ただしもち麦の豊富な食物繊維は、摂りすぎるとお腹の調子が悪くなったり便秘になったりすることも。摂りすぎには注意し、バランスの取れたメニューでもち麦を楽しみましょう。
オートミールともち麦のおすすめ商品4選
オートミールともち麦。どっちが痩せるかも大切ですが、ダイエットは継続が一番のコツ。続けるためには手軽であることが重要です。
ここでは、オートミールやもち麦にかかる調理などの手間を極力減らし、美味しく食べられる市販商品をご紹介します。
オートミールのおすすめ商品2選
まずはオートミールから。簡単で美味しく低カロリー、持ち運びも便利なので会社でのランチにもおすすめです。
理研 食べるオートミールスープ やさしい鶏だし風味
袋から器に移し、お湯180ccを注いだら2分混ぜるだけ。たった2ステップの簡単調理で、美味しいオートミールスープが出来上がります。
胃に染みわたるような優しい鶏だしには、ほんのりと柚子胡椒が香ります。おまけにカルシウムやカリウム、鉄も豊富。健康志向の女性にはピッタリですね。
栄養成分(1食あたり)
カロリー | 90kcal |
たんぱく質 | 3.0g |
脂質 | 2.7g |
糖質 | 12.2g |
食物繊維 | 2.2g |
ダイショー オートミールdeリゾット 中華粥
ダイショーの『オートミールdeリゾット 中華粥』は、1袋4食入り。鶏粥と海鮮粥、二つの味を楽しめます。味を比較してみるのもいいですね。
とにかくカロリーが低いのでダイエット中にもおすすめですが、単品だと少々物足りなく感じるかもしれません。
またカロリーも少ないですが1食当たりで考えると栄養が足りない点も。たんぱく質が摂れるおかずを1品つけるとよいでしょう。
栄養成分 鶏粥(1食当たり)
カロリー | 71kcal |
たんぱく質 | 2.5g |
脂質 | 1.6g |
糖質 | 10.6g |
食物繊維 | 2.4g |
栄養成分 海鮮粥(1食当たり)
カロリー | 69kcal |
たんぱく質 | 2.7g |
脂質 | 1.3g |
糖質 | 10.8g |
食物繊維 | 2.1g |
『オートミールdeリゾット』には、トマトコンソメ&チーズポタージュもあります。お好みに合わせて変えることで、飽きずに継続できますよ。
もち麦のおすすめ商品2選
もち麦は白米にブレンドして炊飯することが多いので調理に時間がかかり、欲しいときにパッと準備できないのが難点。
しかしこれからご紹介する2商品は、欲しいときにすぐ食べられる優れものなんです。忙しい方の強い味方になるでしょう。
アイリスオーヤマ 低温製法米 もち麦パック
低温で丁寧に精米したお米に、もち麦を3割ブレンドしたパックご飯です。蓋を少し開けて電子レンジで約1分30秒チンするだけで、あつあつ、ぷちぷちのもち麦ご飯が出来上がります。
1パックは150g。ちょうどご飯茶碗1杯くらいの量なのもうれしいポイント。常温保存可能なので、お弁当として持って行くことも。
賞味期限は製造日より12ヶ月と長期保存も可能なので、備蓄食料としても役立ちます。
栄養成分(1食150gあたり)
カロリー | 201kcal |
たんぱく質 | 4.2g |
脂質 | 0.9g |
糖質 | 42.6g |
食物繊維 | 2.7g |
はくばく あとのせもち麦
いつでも、どんなときでも食事にもち麦を取り入れたい!という方におすすめです。『あとのせもち麦』は、どんな食事にも簡単にもち麦をプラスできるんです。
- サラダにトッピング
- スープに加える
- ごはんに乗せる
いつもの食事にちょっと加えるだけで、簡単バランスアップして腹持ちがよくなるのですから、いいこと尽くしだと思いませんか。
あとのせもち麦も、賞味期限は約1年と長いため、買い置きや備蓄食料としても便利です。
栄養成分(1袋50g)あたり
カロリー | 77kcal |
たんぱく質 | 1.5g |
脂質 | 0.9g |
糖質 | 14.4g |
食物繊維 | 2.5g |
オートミールともち麦を使い分けて上手にダイエット♪
オートミールともち麦を比較すると、どっちが痩せるかは使い方次第。体質や食事バランスを見て使い分けましょう。
もちろん、その日の気分で使い分けてもOK。朝はオートミールで手軽に、昼はもち麦でしっかりもいいですね。