オートミールの賞味期限はメーカーで違う?上手な保存方法は?
オートミールの賞味期限ってメーカーで違うの?

今食べているオートミールの賞味期限、知っていますか?賞味期限とは、未開封で正しく保存されている場合に「品質が変わらず美味しく食べられる期限」を指します。そのため保存方法によっても違いが出ることも。

今回は、各社のオートミールの賞味期限や品質を劣化させない上手な保存方法をご紹介します。

【メーカー別】オートミールの賞味期限

【メーカー別】オートミールの賞味期限

健康志向の方に人気のオートミールは、国内、海外のさまざまなメーカーから販売されています。

各メーカーから販売されているオートミールの賞味期限を調べてみました。製造日からの賞味期限なので、正確な賞味期限は、購入した商品に記載されている日付をご確認くださいね。

【マイプロテイン】ロールドオーツ

製造日からの賞味期限:約7ヶ月

マイプロテインのオートミールの賞味期限は、未開封、常温保存で約7ヶ月です。賞味期限の記載方法が英国式なため、少々わかりづらいかもしれません。

日本では賞味期限の記載を「年//日」で記載しますが、英国式は「日/月/年」となっています。たとえば「28/2/24」と書かれていたら2028224日ではなく「2024228日」となるため、注意しましょう。

【ナチュラルキッチン】オーガニック オートミール

製造日からの賞味期限:約1年

ナチュラルキッチンのオートミールは、有機JAS認定で安心のオーガニック。大粒のオートミールは厚みがあり砕けにくいので、グラノーラの材料としてもおすすめ。食べ応えがあるため米化にも向いています。

ナチュラルキッチンのオートミールの賞味期限は、未開封、常温保存の場合は製造日から約1年。袋の上部に記載されています。チャック式の袋なので、開封時にうっかりカットしてしまわないように気を付けましょう。

【日清】おいしいオートミール 新フレーク

製造日からの賞味期限:約8ヶ月

「おいしいオートミール新フレーク」は、粒のままのオートミールではありません。一旦オートミールを粉砕し全粒粉小麦などと合わせ、フレーク型に加工した新しいタイプのオートミールです。

フレークらしいザクザクとした食感で、オートミールが苦手な方にも食べやすいでしょう。牛乳をかけるだけですぐ食べられるのもうれしいですね。

賞味期限は未開封、常温保存で製造日より約8ヶ月。商品パッケージの枠外右上に記載されているので、購入の際に確認してください。

【日食】プレミアムピュア トラディショナルオートミール

製造日からの賞味期限:約1年

「プレミアムピュア トラディショナルオートミール」はオーツ麦を蒸してローラーでフレーク状にしてあり、1粒1粒にしっかりした食感があります。

米化するとご飯のような食感を楽しめるため、炒飯や混ぜご飯などにも向いています。オートミールTKGなんかもいいですね。

賞味期限は未開封、常温保存で製造日より約1年。パッケージ裏面に大きく記載されているので、わかりやすいのではないでしょうか。

【クエーカー】インスタントオートミール オリジナル

製造日からの賞味期限:約1年

コストコでも購入できるクエーカーのオートミール。製造日からの賞味期限は未開封、常温で約1年と言われています。賞味期限はパッケージ裏に記載されているので、確認してくださいね。

クエーカーのオートミールはアメリカでのシェアNo.1を誇る人気ブランド。インスタントオートミールはオーツ麦を薄く伸ばしてカットしているため、お湯を注ぐだけで食べられます。

しっかり煮込むタイプがお好みの場合は「オールドファッションオートミール」を選びましょう。

【ガーバー】無添加 オートミール

ガーバーはアメリカのベビーフードやベビー用品の会社です。離乳食にも使える、栄養豊富で安心安全なオートミールを販売しています。

生後5ヶ月以上が対象となっていますが、赤ちゃんの成長に合わせて使用してください。また、少量の小麦を含んでいます。小麦アレルギーを持っていないか確認してから使う方がよいでしょう。

製造日からの賞味期限は不明でしたが、賞味期限はパッケージ底部に記載されていますので、購入の際に確認してくださいね。

オートミールの賞味期限を早めない保存方法

オートミールの賞味期限を早めない保存方法

未開封のオートミールは常温保存できます。賞味期限はメーカーごとに違うものの、7ヶ月~1年とされています。

ただし正しく保存しないと劣化が進み、賞味期限以内であったとしても美味しく食べられないかもしれません。

また開封後や調理済みの場合も、保存方法に気を付ける必要があります。ここでは、賞味期限を早めない保存方法をご紹介します。

常温保存の場合

常温保存する場合、未開封なら直射日光と高温多湿を避け保存しましょう。開封後はしっかり密閉して保存することが、賞味期限を早めないコツ。

オートミールのパッケージの多くはチャック付きになっていますが、十分とは言えません。

空気に触れる機会が多ければ酸化が進みますし、虫の混入も心配です。そのため、しっかりした密閉容器に移してから保存がおすすめです。

開封後の賞味期限:密閉容器に入れて1ヶ月以内

調理済みの賞味期限:不可

開封後は1ヶ月以内に消費しましょう。また調理済みのオートミールは常温保存に向きません。調理後はすぐに食べきるようにしましょう。

冷蔵保存の場合

未開封のオートミールの賞味期限は、冷蔵庫に入れても変わりません。パッケージに書かれた賞味期限を守るようにしましょう。

開封後の賞味期限:密閉容器に入れて2ヶ月以内

調理済みの賞味期限:1日程度

開封後のオートミールを密閉容器に入れて冷蔵保存した場合、賞味期限は2ヶ月ほどになりますが、結露などが起こった場合はその限りではありません。容器を移し変え、できるだけ早く消費しましょう。

調理済みのオートミールは冷蔵庫で保存しても1日程度とし、早めに消費するのがおすすめです。

冷凍保存の場合

未開封のオートミールの賞味期限は冷凍しても変わりません。パッケージに書かれた賞味期限内に消費しましょう。

開封後の賞味期限:密閉容器に入れて6ヶ月以内

調理済みの賞味期限:2週間程度

開封したオートミールは、ジップロックなどに入れしっかり密閉して保存することで、約6ヶ月保存できます。冷凍する際は、霜がつきにくいようにきちんと空気を抜きましょう。

調理済みのオートミールは2週間ほどで消費しましょう。1回量ずつ小分けにして冷凍しておくことで、劣化を防いで保存できます。

食べられないオートミールの見分け方

たとえ賞味期限内であっても、以下のような状態のオートミールを食べるのはやめておきましょう。

【におい】嫌なにおいがする

未開封であっても、高温多湿の場所に保存したりすると劣化が早まります。穀物の持つ香ばしい香りではなく、ツンとするようなにおいやすっぱいようなにおいがする場合は食べない方がよいでしょう。

【見た目】カビが生えている

密閉容器に結露ができると、オートミールにカビが生えやすくなります。明らかにかび臭い、変色している、ふわふわしたカビがついているなどの状態なら、食べられません。何となくネバネバしているように感じる場合も、食べるのをやめておきましょう。

【味】酸味を感じる

もともとのオートミールは、香ばしい穀物の風味であっさりとした味わいです。ピリッと舌を刺激するような感覚や、辛みを感じたら傷んでいるかもしれません。ツンとするような酸味を感じる場合も、食べないでおきましょう。

オートミールは賞味期限内に消費しよう!

オートミールは賞味期限内に消費しよう!

オートミールの賞味期限はメーカーなどによっても違いますが、比較的長持ちするため習慣的に食べているのであれば多めに購入しても賞味期限内に消費できるでしょう。

開封後は密閉容器に入れて保存することで劣化を防ぎ、美味しく食べられるのではないでしょうか。

オートミールを安全に美味しく食べるために、正しく保存して賞味期限内に消費しましょう。

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