そんな悩みを解決!
毎日の運動は、ダイエットだけでなく、健康促進にも役立ちます。では、どんな運動をどのくらいすれば良いのでしょうか?
この記事では、毎日できるダイエット目的の運動についてご紹介します。ダイエットに効果的な方法や、運動時間、効率的に痩せるためのコツ、オススメの有酸素運動など、幅広く解説していきますので、どんな運動をすれば良いか悩んでいる人は、ぜひお役立てください。
Contents
毎日の運動で痩せる!ダイエットに効果的な運動方法
毎日の運動でダイエットをするためには、どんな運動をどのくらいすれば良いのでしょうか?
ここでは、ダイエットに適した運動方法をご紹介します。毎日の運動で効果的に痩せるために、参考にしてくださいね。
毎日やるなら有酸素運動!初心者は徐々に増やそう
ダイエットのために毎日運動をするなら、有酸素運動が最適です。
有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際に、酸素をエネルギーとして使う運動のこと。ジョギングや水泳、サイクリングなどのように、比較的負荷が軽く長時間行える運動が多いのが特徴。
有酸素運動は脂肪を落とせるので、ダイエット目的の運動にピッタリです。負荷が軽い運動が多いため、運動習慣がない人でも始めやすく、健康維持にも役立ちます。
有酸素運動は毎日やっても問題ありませんが、毎日続けないと効果がないというわけではありません。毎日やることよりも、続けていくことが大切です。特に、運動習慣のない人は週2~3日程度から始めて、余裕が出てきたら増やしていきましょう。
有酸素運動を効果的にするなら1日30分が目安
ダイエット目的で有酸素運動を毎日やるなら、1日20~30分くらいが効果的です。有酸素運動は、最初に糖がエネルギーとして消費され、運動を開始して約20分後に脂肪を消費し始めます。
まとめて運動するのが難しい場合は、1回10分×3回など一回の時間を短くして、回数を増やすというやり方でも同じ効果が得られます。
また、1時間以上継続すると筋肉量が減少しやすくなり、筋肉が少なくなると痩せにくくなってしまいます。ダイエット目的で有酸素運動をする場合は、やり過ぎに注意しましょう。
2~3日毎の無酸素運動で筋肉量を増やすと効率的
ダイエット目的の運動を効率的にするには、筋肉量を増やすことが大切です。それには、筋トレなどの無酸素運動を取り入れるのがオススメ。
短時間で筋肉に強い負荷をかけて行う運動のこと。疲労物質と言われる乳酸が生成されやすいため、長時間の継続が難しい。筋トレや短距離走など、瞬発力を必要とする運動が多いのが特徴。
筋トレで筋肉量を増やすことで基礎代謝が高まります。基礎代謝が向上すると1日のエネルギー消費量が増えるため、痩せやすい体質になります。
無酸素運動は毎日やるよりも、2~3日あけて行うのが効果的です。筋肉は破壊された後に修復することで強くなっていくため、休みを入れることで効果的に筋肉量を増やすことができるのです。
運動は毎日じゃなくてもOK!無理せず継続しよう
有酸素運動にしろ無酸素運動にしろ、運動をすると筋肉に負荷がかかることには変わりありません。無理をしすぎると慢性疲労になり、怪我につながる可能性があります。無理をして毎日たくさん運動するよりも、継続することを意識しましょう。
疲れが溜まっていなければ、有酸素運動は毎日しても構いませんが、週に3~4回程度の運動でも、継続すればダイエットにも健康にも効果があります。自分の体調と相談しながら、無理のない範囲で行いましょう。
毎日の運動で効率的にダイエットするためのコツ
せっかく毎日運動をするからには、効率的に痩せていきたいですよね。では、毎日の運動でどんなことを気をつければ、効率的にダイエットできるのでしょうか?
ここでは、毎日の運動で効率的にダイエットを続けていくためのコツをご紹介します。
運動する時間帯・タイミングに気をつける
運動をする時間帯やタイミングによって、脂肪燃焼やカロリー消費量が変わります。
●ダイエットにオススメの時間帯:朝(朝食前)、夕方~夜
朝の運動で交感神経を活発にしておくことで、1日の基礎代謝を高めることができます。
さらに、朝食前という空腹のタイミングで有酸素運動をすると、脂肪を燃焼しやすくなります。ただし、空腹時の運動は、ウォーキングなどの軽い運動にしておきましょう。
夕方~夜の運動もダイエットに効果的です。日中の活動で筋肉がほぐれているので体が温まりやすく、カロリー消費しやすくなります。
さらに、夕方~夜の運動は、睡眠の質を高める効果も期待できます。睡眠の質が良くなると運動後の疲れが取れやすくなるため、毎日の運動を続けやすくなりますよ。
また、運動をしない方が良いタイミングもあるので注意しましょう。
●運動をしない方が良いタイミング:食後2時間以内、就寝前3時間
食後すぐの運動は消化不良になりやすいため、食後2時間は運動を避けましょう。
就寝前は、運動をすると交感神経が活発になるため、寝つきが悪くなり睡眠の質が落ちてしまいます。就寝前3時間程度も運動を避けましょう。
食べ過ぎ・食事の内容にも気をつける
運動をするとカロリーを消費するので、お腹が空くものです。せっかく毎日運動をしても、その分食べすぎてしまっては、ダイエットには逆効果になってしまいます。
また、高カロリーな食事やおやつも、ダイエットにはNGです。ダイエットの基本は消費カロリーが摂取カロリーを上回ること。そのためには、食べ過ぎだけでなく食事の内容にも気をつけましょう。
お菓子や揚げ物などの糖質やカロリーが高いものは控えて、低糖質・高タンパク質で栄養バランスの良い食事を心がけると、カロリーオーバーを防ぎやすくなり、脂肪を燃焼しやすくなります。
きちんとカロリー管理をしていけば、効率的にダイエットできますよ。
お気に入りのアイテムで気分を上げる
ダイエットのための運動は、継続することが大切です。しかし、毎日のことなので、やる気が起きないこともあるでしょう。そんな時は、お気に入りのアイテムで気分を上げるのが、運動を楽しく続けるためのコツです。
毎日続ける有酸素運動のためのアイテムには、トレーニングウェアがオススメ。運動をするのは動きやすい服装であれば大丈夫ですが、お気に入りのトレーニングウェアを着ることで、やる気が起きて、運動することが楽しくなりますよ。
さらに、専用のトレーニングウェアは体の動きを妨げにくく、運動をやりやすくなるのもメリットです。毎日運動を続ける自分へのご褒美として、お気に入りのアイテムを見つけてみるのもいいですね。
毎日続けられる♪ダイエットにオススメの運動3選
ここでは、ダイエットのために毎日無理なく継続できる、負荷の軽い有酸素運動をご紹介します。
毎日運動するとなると、天候や気候に左右されますよね。しかし、屋外の運動や室内でできる運動など、複数の運動を使い分けることで、毎日の運動を続けやすくなりますよ。
気候の良い季節は屋外で気持ちよく【ウォーキング】
運動習慣がない人がダイエット目的の運動として始めやすいのが、ウォーキングです。ただ歩くだけはなく、姿勢良く歩く、早歩きにする、しっかり腕を振るなど、全身の筋肉をしっかり使うことで、脂肪燃焼効果が期待ができます。
●30分間の消費カロリー:平地でやや早歩きをして約113kcal(体重50kg程度の人の場合)
ウォーキングの一番のメリットは、取り組みやすさです。通勤時に1つ前のバス停で降りて歩くなど、日常生活の中で歩く機会を作るだけで、有酸素運動ができます。
さらに、血行を良くして血糖値や血圧を抑える効果もあり、健康促進にも役立ちます。気候の良い季節に屋外でウォーキングをすると、気持ちもリフレッシュできますよ。
室内での「ながら運動」にピッタリ【踏み台昇降】
踏み台昇降は、台に片足ずつ昇ったり降りたりする有酸素運動です。昇り降りする台があれば出来るので、自宅の室内でも取り組めて、雨の日や暑い日などの運動にオススメです。
●30分間の消費カロリー:高さ25cmの台で約269kcal(体重50kg程度の人の場合)
動作が単純なので、テレビなどを見ながら運動をする「ながら運動」にも最適。単純な動きですが、台に昇り降りする分、ウォーキングよりもカロリーを消費することができるので、ダイエット効果もしっかりあります。
注意点としては、幅のある広めの台を使うこと。小さくて不安定な台を使うと、踏み外す危険性があります。階段などを使ってもできますが、踏み台昇降専用のステップ台があると、やりやすくなりますよ。
泳げなくてもできる【水中ウォーキング】
ダイエットや健康のために水泳をする人も多いですが、泳げない人でも水中を歩くだけで効果があります。水中は動きにくいため、陸上よりは消費カロリーが高くなり、筋トレ効果も期待できます。
●30分間の消費カロリー:ほどほどの速さの歩行で約130kcal(体重50kg程度の人の場合)
水中での活動は、膝や関節への負担が軽くなるのがメリットです。
また、屋内スポーツ施設のプールを利用すれば、気候や天候に関係なく運動できるのも嬉しいですね。
注意点としては、水に入る前にウォーミングアップをすること。転倒などがないよう、しっかり筋肉をほぐしてから水に入りましょう。
まとめ:運動は毎日してもOK!無理せず効果的なダイエットをしよう
ダイエット目的の運動は、毎日しても構いません。有酸素運動を中心に、1日合計30分程度の運動に取り組むことで、効果的にダイエットできます。
ただし、運動に慣れていない人は無理をせず、短い時間で日にちを空けて、休みを取りながら取り組みましょう。運動量を増やすことよりも、継続することが大切です。
また、有酸素運動に慣れてきたら、筋トレなどの無酸素運動も取り入れることで、基礎代謝を高めて、さらに効率的なダイエットができますよ。
ダイエットだけでなく、健康のためにも運動を継続していくことをお勧めします。