ゴムボートで海に釣りに出かけよう

筆者は釣りが大好きです。一時期、ものすごく釣りにはまっていたときは、週末は毎週釣りにでかけることも少なくありませんでした。

ですが、同じ釣り場だと、釣れる魚が結構限られてくるんですよね。最初は、20cm程のアジやサバ、イワシなんかがつれたら「よっしゃー!!」と喜んでいたんですが、徐々に慣れてきて(?)、もっと違う魚が釣りたい…、もっと大きい魚が釣りたい…、と思うようになりました。

そこで決意。

そうだ、ゴムボートで海に釣りに出かけよう(笑)

ゴムボートで海に釣りに出るために

ゴムボートを買うと決めてから、めっちゃ色々と調べました。ゴムボートはどのくらいのサイズにしようか…。手漕ぎ?それとも、モーターがいいのかな?あれ、でもモーターでも一定以上の出力のものは船舶免許が必要になったりするらしい…。

で、結局何を買えばいいんだろう…。

なかなか選択肢が多く、難しいゴムボート選び。でも、安心してください。私のオススメのゴムボート海釣りスタイルを教えます!(笑)

くー
悩んでいる時間が一番楽しいんですよね!

1.必須な道具類(ボート選び)

まず、基礎知識として、

(1)「ボートの長さ(全長×0.9で計算)が3mを超える」または、

(2)「船外機(モーター)の出力が2馬力を超える

と船舶免許や船舶検査が必要になってきます。

ですので、通常、免許を持っていない方が気軽に海にでるためには、「ボートの長さ(全長×0.9で計算)が3m以下」かつ「船外機(モーター)の出力が2馬力以下」のボートとモーターを選べばいいのです。

※ボートの長さ(全長×0.9で計算)が3m以下=333cmまではOK。

案外シンプルです!

そして、船外機(バッテリーで駆動する「エレキモーター」が無難)をゴムボートに設置するためには、「モーターマウント」と呼ばれる船外機をしっかりと固定するための付属品が不可欠となりますので、できるなら、「モーターマウント」のついたゴムボートを購入するのがよいと思います。

※「モーターマウント」はそれ単体で販売していたりもしますが、私の知る限り「モーターマウント」自体に何かしらの規格がある訳ではないので、「モーターマウント」を買ってみたはいいものの、持っているボートに設置できなかったと事態も十分に考えられます…。

上記の結果、私が購入したおすすめのボートは「AQUA MARINAのクラシック300」でした。

実のところ、もう一つ、下記の「インフレータブルボート」も検討にあがっていて、その値段の差から、こちらを買おうかかなり悩んだのですが…。

決め手となったのは、ボートのサイズでした。

「AQUA MARINAのクラシック300」が全長300cmに対し、「インフレータブルボート」が全長230cm。

どちらもモーターマウントはついていましたが、さすがに70cmの差は人1人分の差がありましたので、積める荷物の量(釣具、バッテリー、クーラーボックス等)もだいぶ変わってくるだろう、との判断でした。

結果として、私の判断は正しかったと思います。

というのも、「AQUA MARINAのクラシック300」のサイズだと、公式には「4名」用と謳っているのですが、実際に荷物いっぱいで乗ってみると、ゆったり2名で乗ってちょうどいいスペース感になります。3名も無理ではないですが、ちょっと窮屈な気はしてしまいますね。

「AQUA MARINAのクラシック300」でこの感じだとするなら、全長230cmの「インフレータブルボート」だと、2名でもちょっと窮屈感を感じてしまう可能性もある…かもしれません。

くー
ちなみに、2名とも、標準体重程度で、極端に体型が大きい訳ではありませんよ!

2.必須な道具類(船外機選び)

次に必要になるのは船外機(モーター)です。

ここでは、エレキモーターを想定してご説明いたします。

※ガソリンを使って動かすか、バッテリーを使って動かすか(こちらがエレキモーター)、の違いです。

船舶免許不要で最大の推力をもつものは「55ポンド」のモーターとなります。40ポンド、32ポンド等のモーターもありますが、そんなに値段も変わりません(数千円程)ので、55ポンドのモーター推奨です!

ただ、ここで注意点として、船外機には、「船首(船の前側)」に取り付けるモーターなのか「船尾(船の後ろ側)」に取り付けるモーターなのかは、絶対に確認をする必要があります。

※上記で紹介したモーターは「船尾(船の後ろ側)」取り付け型です!

先ほど紹介したゴムボートは、どちらも「船尾(船の後ろ側)」にモーターを取り付けるタイプなのですが、モーターの選び方にも影響するとは全く知らず…

私は「船首(船の前側)」取り付け用のモーターを買ってしまい、メーカーさんに泣き付き、修理(船尾に取り付けられるように)して頂いた経緯があったりします…(笑)

ちなみに、船首用と船尾用の大きな違いは、スクリュー(プロペラ)のついている向きですね。船首用と船尾用で真逆についています。

くー
みなさんは絶対に間違わないようにしてください(>_<)

3.必須な道具類(バッテリー等)

ボート、船外機、それ以外に必要なのは、バッテリーバッテリー用の充電器です!

このあたりはそれほど価格や性能に差がありませんのでお好みで。一応、参考となる商品を載せておきますね(*'-')

ちなみに、こちらのバッテリーは12V 20Ah、しっかりと大容量です。

55ポンドのエレキモーターで使用した感じでは、1時間程(途中ちょこちょこと休みを入れて)モーターを回して沖まで出て、沖で釣りをしつつ、少々波で流されたのを元の位置までモーターで戻って…を4~5時間繰り返すと、若干帰りのバッテリー残量が怖いかな、というくらいです。

心配性な私は、バッテリーを3つ積んで海に出ますが、通常であれば1つか2つもあれば十分かと思います…(笑)

ゴムボート海釣りを快適にするために

ボート、モーター、バッテリー、あとは釣具とクーラーボックス、があれば他には特には要りません。

ですが、海に出る際に持っていくとオススメのものとしては、他に、

  • 2Lの水入りペットボトル3本ほど(車に積んでおいてOK)
  • 泡ハンドソープ
  • アンカー(イカリ)
  • コンパクトサイズの魚探

などがあります。

水は、海から陸に戻ってきたときに、ボートの全体をサーッと洗い流すためにあると便利です。(2L×3本もあれば足ります)

泡ハンドソープは、手洗い用に!

そして、魚探ですが、これは、個人的にはかなりオススメです。

↓こんなやつ

これはちょっと画像を見て頂いた方が分かりやすいと思うんですが

こんな感じです。

Deeperという商品自体は球状の機器で、これを、水の上に浮かべておいて、水面下の情報をBluetoothで携帯やタブレットに飛ばし、携帯orタブレット上で情報を確認できる、というものです。

画面右上には、水温と海底までの深さを表示。

魚マークが、魚がDeeperで確認できたという印です。見にくいですが、魚の上にはその魚がいる水深が表示されていますので、狙った深さに仕掛けを落とせば、釣れることが多いです!

ちなみに、この画面上では魚マークの大きさは一律ですが、実際の画面では、その魚の大きさによって、魚マークの大きさも変わってきます。

でかいマークが表示されたときは、ちょっと興奮しますよ(笑)

経験上、この画面くらいの魚の大きさだと、20cm前後くらいの魚だと思われます。

そして、Deeperを水面に浮かべるためには、ある程度しっかりとしたロープなどでくくりつけておくのでもいいのですが、Deeper自体それほど安いものではないので、私は公式の固定器具(Flexible Arm Mount)を使っています。

くー
公式が出しているだけあって、アームがしっかりとしていて、安心感があります!

最後にアンカーについて。

アンカーは、沖で風に流されないよう船を固定するためのものですが、形状や重さなど、かなり色々とあるので、購入する際にはかなり悩みました…。ですが、使ってみた感想からすると、そんなにこだわる必要はないんじゃないかな、と思っています。

私が購入したアンカーは下のものです。

まとめ

快適なゴムボート海釣りライフ(笑)に必須なもの、あったら便利なもの、などを紹介してきましたが、まずは、ゴムボート、エレキモーター、バッテリー(&充電器)があれば十分に楽しめると思います。

安い買い物ではありませんが、釣りが100倍楽しくなること請け合いです(*'-')

あなたもゴムボート仲間になりませんか!?

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