のん
魚突きにダイビングナイフは必要なのかな?どういうときに使うのかも今一ピンと来ていない。買うとしたら、どういった点に注意して選べばいいの?

そんな疑問に答えます。

筆者は、魚突きスピアフィッシング歴3年ほどです。
これまで、4~50cm程の魚を色々と突いてきました!(黒鯛、メバル、舌平目、イサキ、その他色々)

魚突きスピアフィッシング用の道具として、ダイビングナイフが挙げられることが多いと思いますが、形やサイズ、価格帯なんかも結構色々あります。ダイビングナイフがどういったときに必要になるのかや、どの程度のダイビングナイフを買っておけば実用に足りるのか、などなど、筆者の体験に基づいて解説していきたいと思います。

魚突きスピアフィッシングにダイビングナイフは必要?

魚突きスピアフィッシングにダイビングナイフは必要?

結論から言うと、「必要」です。


魚突きスピアフィッシングにおいて、ダイビングナイフを使うのは、「突いた魚を絞めるとき」と、「危機回避をするとき」です。それぞれ解説をしていきます。

ダイビングナイフの用途1:魚を絞める@魚突きスピアフィッシング

魚を絞める=突いた魚の鮮度を保ち、美味しくいただくために、「神経締め」と「血抜き」を行うことです。
魚を突くとき、上手くヘッドショット(即死)を行えればよいのですが、そうではない場合、突いた魚が絶命するまでの間に、バタバタと暴れてしまいます。

そうなると、魚の体内に疲労物質である乳酸が蓄積されてしまい、体温が上昇してしまうことに加えて、ストレスによりうまみ成分(ATP)が消費されてしまうため、折角突いた魚のおいしさ・鮮度が落ちてしまいます。そうならないためにも、できる限り、突いた魚はすぐに絞めてしまった方がいいですね。


ちなみに、上にある画像は、「クロダイ」を絞めた画像なのですが、手順は案外簡単です。


1.魚のこめかみ部分(画像右上の血が出ている部分)にダイビングナイフの先端部分を突きさす(硬くて刺さらない場合には、エラの方からこめかみ部分に向けてダイビングナイフを動かす)


2.尾の部分に切れ目をいれておく


これだけです!少し残酷に思われるかもしれませんが、折角の貴重な命を頂戴することになるので、できるだけ美味しく食べてあげることが供養になると思っています。

ダイビングナイフの用途2:危機回避@魚突きスピアフィッシング

危機回避=水中でロープ等が絡まった、等の場合に、ダイビングナイフで体とつながっているロープ等を切断する必要があります。


魚突きスピアフィッシングは本当に面白いスポーツ(?)だと思っていますが、決して安全なものではありません。命にかかわってきますので、しっかりと危機回避できる用意をしておくことが非常に重要です。


ロープって何?と思われるかもしれませんが、突いた魚に通して腰にぶら下げてストックしておく「メグシ」と呼ばれるものにもロープはついていますし、海上に浮かべておくフロートと体もロープでつながっています。

当然、絡まりにくい素材のロープを選んで使うものですが、何かの拍子に絡まってしまうことは決してゼロではありません。体力的(酸素的)にきついときだと、冷静にその絡まりをほどく余裕もない場合がありますので、即座にロープを断ち切って浮上できるようにしておかなければなりません。


ちなみに筆者は、ロープが絡まったことはありませんが、初期のころに使っていたラッシュガードの生地が岩場に引っかかってしまい、すぐに浮上できず焦ったことがあります…。幸い、落ち着いて処理ができたため助かりましたが、海は本当に危険と隣り合わせです。。

魚突きスピアフィッシング用のダイビングナイフに必要な機能は?

魚突きスピアフィッシング用のダイビングナイフに必要な機能は?

魚突きスピアフィッシング用ダイビングナイフに求める機能はそれほど多くありません。以下の2点が備わっていれば十分です!

ダイビングナイフの機能1:錆びにくいこと@魚突きスピアフィッシング

錆びにくいのは非常に重要です。


毎回、使用後にしっかりと研ぐ、という方には必要がないかもしれませんが、メンテナンスは「水洗い&空拭き&自然乾燥だけで済ませたい」という方には必須の機能です。


いざ使わなければならない場面に遭遇した時に、錆びていて使い物にならなかった(ロープが切れない等)、というのでは本当に怖いですからね…。

ダイビングナイフの機能2:固定できること@魚突きスピアフィッシング

必要なときにサッと使えるように、腰などにしっかりと固定できる構造があることも重要です。


特にロープが絡まったときなどは、焦っていて、「ダイビングナイフを使う」という発想自体がでてこないことすら考えられる状況ですので、目につく位置に、すぐ取り出せる位置に固定ができることは本当に重要です。


余談にはなりますが、筆者はダイビングナイフを2本携帯しています。1本は魚を絞める用、もう1本は危機回避用です。

心配性すぎるのかもしれませんが、魚を絞めているとどうしても刃は劣化していきますので、いざというときに困らないように刃のしっかりとしている(劣化していない)ダイビングナイフを予備に携帯しています。

おすすめダイビングナイフのご紹介@魚突きスピアフィッシング用

おすすめダイビングナイフのご紹介@魚突きスピアフィッシング用

錆びない、固定がしやすい、となるとおすすめできるナイフはかなり限られてきます。刃の素材としては「H-1鋼」か「チタン」くらい。ブランドは「Gサカイ」の「サビナイフ」くらいです。


ただ、「サビナイフ」のシリーズにも、かなり色々な刃先の形状のものが存在しますので、筆者も持っている、ダイビングナイフとして使いやすい形状のものを2つご紹介しておきます。

締め→捌きまでこれ一本でいけます。刃先のサイズもしっかりとしていて、先端も刺しやすい形状になっていますので、万能のダイビングナイフです。

「チヌ」モデルはかなり軽量になっています。水中でも取り回しがしやすいので、扱いやすさは抜群です。ただ、ロープ等を切る、といった用途では、上記の万能型の方が使いやすいと思います。

まとめ

以上、魚突きスピアフィッシングで使えるダイビングナイフについての解説となります。みなさまの魚突きスピアフィッシングライフの参考になりましたら幸いです('-'*)

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