【保存版】魚突きスピアフィッシングの道具の選び方【コスパ重視】
のん
魚突きを始めるには何が必要?最小限の出費で楽しみたい…。また、必須な道具とそうではない道具の違いも知りたい!

そんな疑問にお答えします。

筆者は、魚突きスピアフィッシング歴3年ほどです。
これまで、4~50cm程の魚を色々と突いてきました!(黒鯛、メバル、舌平目、イサキ、その他色々)

本記事を読めば、これから魚突きスピアフィッシングを始めようと思っている方が、一通りの道具を揃え、魚突きスピアフィッシングを始められるように書いています。また、お金をかけた方がいい道具と、安いもので代用してもよい道具もあります。できるだけコスパよく魚突きを楽しめるように解説していきたいと思います。

魚突きスピアフィッシングに必要な道具は?【重要度別】

魚突きスピアフィッシングに必要な道具は?【重要度別】

絶対に必要な道具@魚突きスピアフィッシング

魚突きをする上で、絶対に必要な道具は4つ。「手銛(もり)」、「フィン&フィンソックス」、「ナイフ」、「ゴーグル&シュノーケル」です。順に解説します。


「手銛(もり)」について。

まずこれがなければ魚突きは始まりません。ホムセンで売っているような1000円以下のヤス(竹の先に三つ又がついているようなやつ)でも突けるっちゃ突けるんですが、耐久性はものすごく低いです。また、銛先の形状も選べないので、本格的に魚突きをしていくのであれば、ちゃんとした手銛(コスパのいいもので10000~15000円くらい)を購入するのがおすすめです。


案外手銛を選ぶのも難しく、潜る深さとか狙う獲物の大きさによって、手銛の長さや銛先をチョイスする必要があるのですが、そのあたりは別記事で詳しく解説をしていますので、参考にして頂ければと思います。

>>魚突きスピアフィッシングの銛(もり)の選び方【銛先の違いも解説】

「フィン&フィンソックス」について。

フィンとフィンソックス、これも必須ですね。岸から狩場まで移動するときも、狩場で潜水するときも、潜水した後に水中で移動するときも、フィンがなければ始まりません。

素材も色々あって、プラスチック計の安いもの(数千円くらい)から樹脂系のやわらかめの素材のもの(10000円くらい)、カーボンファイバー等の軽量素材の高級品(20000~30000円とか)、とありますが、私がおすすめするのは樹脂系の柔らか素材のフィンです。推進力も十分で、足首にも優しい(長く泳いでいても疲れない)ので、これを買っておけば長く楽しめると思います。


こちらも、選び方のポイント等については別記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてください。

>>魚突きスピアフィッシング用の”フィン”の選び方【初心者必見】

「ゴーグル&シュノーケル」について。

必須ですけど、これは安いセット品(3000円くらいのやつ)で全く問題ありません。フィット感とか、色々こだわればどんどん値段があがっていってしまう道具ですが、安いもので不自由したことはありません。スポーツ用品店や、ネットなどで売っているもので十分だと思いますよ。

あった方が便利な道具@魚突きスピアフィッシング

あった方が便利な道具は色々ありますが、代表的なものは5つほど。「フロート&メグシ」、「ナイフ」、「ウェットスーツ」、「曇り止め(ゴーグル用)」、「グローブ」です。順に解説していきます。

「フロート&メグシ」について。

フロートは、多機能な浮輪で、メグシは突いた魚をストックしておくための仕掛けです。セットで約8~9000円くらいになると思います。メグシはフロートに結びつけて使うことが多いので、フロートとメグシはセットとしています。

フロートには、大きく分けて「突いた魚をストックしておく機能」と「疲れたときに一休みできる浮輪の機能」と「銛(もり)の紛失防止の機能」の3つの機能があります。こちらも詳細については別記事で解説していますので、興味がある方はそちらを確認してください。

>>魚突きスピアフィッシングのフロートって何?【使い方と必要性を解説】

「ナイフ」について。

ナイフは、突いた魚を絞めるとき、緊急時にロープ等を断ち切って安全を確保するとき、などに使います。安全にかかわるような道具は個人的には必須に近いのですが、値段もそれなりに(6000~7000円くらい)してしまうので…、あった方が便利な道具、にいれました。突いた魚の絞め方や、ナイフの選び方などは別記事にまとめていますので、よろしければご確認ください。

>>魚突きスピアフィッシングにダイビングナイフは必要?【選び方も解説】

「ウェットスーツ」について。

ウェットスーツも人によっては必須といわれる方もいらっしゃいますが、温かい時期(6月~9月上旬)に、5mくらいまでの潜水範囲で魚突きを楽しむ、という前提があれば必須ではありません(代わりに、ラッシュガード等は身に着けたほうがいいです)。

ただ、こちらも体温の保持や、安全の確保という点ではあるに越したことはないものですので、余裕があれば、こちらもそろえた方がいいです。特別高いものは必要ありません。上下で12000~15000円くらいの手が届きやすい価格帯のもので十分使えます。ウェットスーツの選び方等については、下の記事を参考にしてください。

>>魚突きスピアフィッシングにウェットスーツは必要?【選び方も解説】

「曇り止め(ゴーグル用)」について。

ゴーグルは鼻~目の部分までが一体となっていますので、水中に潜るとかなり曇ります。水中で少し海水を入れてこすれば一定時間はもつのですが、定期的にそういった対応をするのが面倒な場合には、曇り止めが役に立ちます。

何種類か使ってみましたが、モチがいいのはFOG KICKERでしたね。1回しっかりと塗ると、1~2回(1~2日)の潜りには耐えられるくらいもちます。

「グローブ」について。

グローブもあった方がいいです。手の安全…というのもそうですが、銛を握ってゴムを引いていると、相当握力を使いますので、グリップのきいた滑り止めのついたグローブをつけていたらそれだけで握力の消費が全然違いますよ。ホムセンとかで売ってる数百円のものでOKです。水中で使うのに向いてる向いてないもありますので、何種類か試した方がいいですね。

まとめ

魚突きをする上で必要なものをまとめてみました。他にも、水中で使えるウェストポーチ、だとか、便利なものはいくらでもありますが、自分の魚突きスタイルにあわせて見つけていくのがいいかもしれません。みなさんの魚突きスピアフィッシングライフの参考になりましたら幸いです('-'*)

おすすめの記事